タグ

2014年11月9日のブックマーク (4件)

  • Book as a Service, サービスとしての電子書籍

    現在、多くの電子書籍事業は「半永久的な貸」の体裁をとっています。でもこのサービスにも販売にもなりきれない形態が、多くの問題や不満を引き起こしている気がします。私は出版、書籍流通、書店のいずれにも属さずその領域の「モノを知らない」ただの読者ですが、私のフィールドであるクラウドコンピューティングの視点から、クラウドサービスの定義に沿った「Book as a Service」という考え方を提案してみます。 自転車操業に見える現在の電子書籍「業」 先月、TSUTAYA.com eBOOKsがサービスを終了すると発表しました。利用者の購入済タイトルはBookLiveが引継ぎ、引き継げないタイトルは購入金額分のT-Pointで補償するとのことです。これまでにも多くの電子書籍サービスが、サービス終了時にはポイント等での補償をしてきました。 でもなぜ補償するのでしょう? 電子書籍事業が「電子書籍を売る(

    Book as a Service, サービスとしての電子書籍
    fiblio
    fiblio 2014/11/09
  • ライター稼業と原稿料 100万部編集者から渡された封筒には

    作家柳美里氏の告発に端を発した、出版社の原稿料不払い問題が大きな話題となった。4日に出版社が一括で支払うことで解決したが、仕事を発注・受注する立場の全ての人間にとって、カネの問題は他人事ではない。フリーライター神田憲行氏が体験を元に語る。 * * * フリーライターを約25年やっています。筆1で国民年金と国民健康保険を払い続けて四半世紀、おかげさまで原稿料を払って貰えなかったことはありません。というと同業者が必ず驚くのですから、この業界、そういうトラブルは数え切れないぐらい起きているのでしょう。 かくいう私も全く無風でここまで来られたわけではありません。支払いをしてくれない会社宛にしつこく電話をしたことがありますし、原稿料の支払い日を何度も約束したのに履行せず、挙げ句の果てには異動した大手出版社の編集者のときは上司に直談判したこともあります。個人相手では銀行までついて行くという借金取りみ

    ライター稼業と原稿料 100万部編集者から渡された封筒には
    fiblio
    fiblio 2014/11/09
  • 楽天が出版取次「大阪屋」に出資する事情

    「今まで応援してきた株主から、発言権を奪うとはどういうことか」。 10月28日、経営再建中で出版取次3位の大阪屋が開いた、臨時株主総会。楽天など、6社に対する第三者割当増資の議案が出されると、一部の株主から反対の声が上がった。しかし、最終的に拍手で賛意が確認され、株主総会は終了。楽天は14億円を拠出し(出資比率35.19%)、大阪屋の筆頭株主となる。 出版社と書店を結ぶ取次は現在、日出版販売(日販)とトーハンが他を大きく引き離す。大阪屋の場合、2012年にネット書店最大手のアマゾンが取次を日販に切り替えたことなどが響き、14年3月期には56億円の債務超過に転落。・支社売却や希望退職に追い込まれた。 なぜ今、一取次会社の再建に、楽天が名乗り出るのか。 鍵を握るのは物流とIT 「(取次とつながる)書店は出版のインフラ。ウチは物流の下支えなど裏方に徹して支えたい。書店に関心のないアマゾンとは

    楽天が出版取次「大阪屋」に出資する事情
    fiblio
    fiblio 2014/11/09
  • アマゾンがあるのに、本屋は必要? 本を愛する男が語る、“小さな書店”の生きる道

    にまつわる様々なプロジェクトを数多く手がける内沼晋太郎氏が、これからの「の周辺」を説きます。アマゾンなどネットで書籍が購入できる時代に、書店がもつ独自の価値について語ります。 電子書籍質はインターネットにつながること 内沼晋太郎氏(以下、内沼):とインターネットとの接続について考える、っていうことなんですけども、僕は電子書籍っていう風に一般的に言われているものの最も質的なところはここだと思ってるんですよ。 だからコピペできないのがかっこ悪いと思ってるんですけど。つまり、電子書籍っていうのは、言い換えると「がインターネットに繋がる」っていうことだと思うんですね。 というか、そうじゃない電子書籍ってあんまり意味ないなぁ、と思っていて。例えばどういうことかって言うと、こんな事例はいろんなところで普通に言われることですけど、例えば、旅行ガイドみたいな電子書籍に向いてるね、と。 な

    アマゾンがあるのに、本屋は必要? 本を愛する男が語る、“小さな書店”の生きる道