デザインや装幀、レイアウトやタイポグラフィー(活字のレイアウトなどの表現)の美しさを競って選ばれた2014年の「世界で最も美しい本」が、東京都文京区の印刷博物館で2月22日(日)まで展示されている。「日本・スイス国交樹立150周年」を記念した特別企画「スイスのブックデザイン」には、戦後の美しい本が並んだ ■「世界のブックデザイン2013―2014」の写真特集はこちらから 「世界で最も美しい本コンクール」は毎年3月にドイツ・ライプツィヒで開かれ、今回は30の国と地域から570点の応募があった。「世界のブックデザイン2013―2014」展には選び抜かれた入賞作など約160点が並び、日本、ドイツ、オランダ、スイス、中国、オーストリアの「美しい本」の他、初めてイランの本がお目見えした。 金の活字賞にはスイスの『メレット・オッペンハイム』が選ばれた。女性芸術家の書簡集で、大量の書簡のファクスのばらば