《この記事は約 3 分で読めます(1分で600字計算)》 インターネットがインディペンデント書店を殺した、のではないかもしれない。1995年以来アマゾンの台頭で「ブリック&モルタル」と呼ばれるリアル書店の危機が言われてきたし、2007年にキンドルのデバイスを発表すればしたで紙の本がなくなるとまで言われていた。だが大手チェーンのバーンズ&ノーブルの迷走やボーダーズ倒産にもかかわらず、家族経営のインディペンデント書店数は微増している。そして本を殺すといわれたインターネットは、インスタグラムなどの SNS を提供し、小さな本屋さんに新しい息吹を吹き込んでいる、と解説系オンラインニュースメディアの Vox が伝えている。 全米書店協会(American Booksellers Association)によると、2009年から2015年にかけて、アメリカのインディペンデント書店は35%も増えた。20