気になる記事をスクラップできます。保存した記事は、マイページでスマホ、タブレットからでもご確認頂けます。※会員限定 無料会員登録 詳細 | ログイン 「これを見てください」 こう言って、机の引き出しから輪ゴムで巻いた飛行機のチケットの半券の束を取り出した。厚さは4~5センチはあるだろう。 「去年だけで70回ですよ」と疲れ切った声で語るのは、ある電機メーカーで保守サービスを受け持つ日本人幹部だ。 飛行機の機内がオフィスみたいなもの 「中国ビジネスはこれからが本番だ。売って、売って売りまくれ!」と威勢の良い檄が本社から飛んだ。この電機メーカーは、これまで沿岸部の富裕層を対象に、高付加価値の商品を地道に販売していた。 しかし、欧州での販売は総崩れ、米国もダメ、日本は言うに及ばず。「もはや中国しかない」ということで、思い切って中国での商品ラインナップを拡大した。対象は内陸市場だ。 「売ればいいって
