防衛省は10日の自民党会合で、海上自衛隊の潜水艦修理契約を巡り川崎重工業が捻出した裏金は年2億円程度、数年間で十数億円に上ると報告した。出席者からは「防衛装備を増やすため納税者に負担をお願いしている中で、由々しき問題だ」との声が上がった。 出席者によると、防衛省は裏金に関し、乗員への飲食接待のほか、金券や工具、ゲーム機の提供に充てられたと説明。川重以外の潜水艦修理契約も防衛監察本部による「特別防衛監察」の対象になると明らかにした。
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【5月25日 AFP】18歳のモーモーさん(仮名)は、軍政下にあるミャンマーで民主化を求め戦う「国民防衛隊(PDF)」の女性戦闘員だ。PDFの無人機部隊には数百の女性が所属し、男性と生活を共にしながら訓練や戦闘に励んでいる。 モーモーさんは、ミャンマーでは珍しい民主主義時代に育った。2021年のクーデターで軍が再び権力を掌握した後、軍事政権打倒を掲げ結成されたPDFの部隊の一つに加わった。 当初は、軍への抗議行動を組織するグループに参加していた。しかし、軍による弾圧が数か月に及び、多数の死者が出た事態を目の当たりにするうちに、戦闘員になる道を選んだ。 シャン(Shan)州で無人機攻撃を行った後、取材に応じたモーモーさんは、「軍の卑劣さが我慢できない」と話した。 「罪のない市民が殺された。私が参加した大きな理由は怒りからだ」と言う。 マンダレー(Mandalay)の部隊にいた友人たちに、一緒
【5月2日 AFP】カンボジア南西部のコンポンスプー(Kampong Speu)州の軍施設で先月27日、弾薬が爆発し、兵士20人が死亡する事故があった。国防省は2日、熱波に伴う高気温が爆発の原因だとの見方を示した。 爆発により弾薬を積んだトラックが全壊したほか、建物数棟が損壊。兵士20人が死亡し、数人が負傷した。近隣の民家も25棟が損傷を受け、少なくとも子ども1人がけがを負った。 国防省は声明で、「弾薬は古いもので、欠陥品だった。加えて高気温に見舞われていた」と指摘。ただ、高気温が爆発につながったことの詳細な説明は示されていない。 声明は、爆発は一部兵士による反逆的な行為やテロ行為によるものとの見方は否定した。 カンボジアを含む東南アジア一帯はここ数週間、熱波に見舞われている。当局は4月28日、一部地域では気温が43度に達する可能性もあると予想していた。(c)AFP
ガザ3万人犠牲でも「仕方がない」? イスラエルの洗脳教育は〝成功〟なのか 日本在住40年、非戦論のイスラエル人が同胞の思考回路を分析した イスラエル軍とパレスチナのイスラム組織ハマスの戦闘が昨年10月7日に始まってから半年がたった。発端となったハマスのイスラエル奇襲では約1200人が死亡、二百数十人が人質として拉致された。対するイスラエル軍の報復攻撃によるパレスチナ自治区ガザ側の死者は増え続け、既に3万3千人を突破した。当初はイスラエルに同情的だった国際世論は一転し、批判が強まっている。やり過ぎではないのか。イスラエル人はどう考えているのか。日本に40年近く住むイスラエル人のダニー・ネフセタイさん(67)=埼玉県皆野町=に聞いた。(共同通信元エルサレム支局長 山口弦二) ▽アラブ人離散「教えない」 「徴兵制のイスラエルで戦争が始まると、どんなにリベラルな人でもとにかく軍を応援しようとなる」
Israeli security and rescue forces take part in a drill near Meron, northern Israel, April 16, 2024. (David Cohen/Flash90) Iran’s dramatic attack on Israel on April 13 was no bolt from the blue. It had been building for years, in response to Israel’s increasingly brazen attacks on Iranian targets across the region — from weapons depots used by Iran’s regional allies to the Islamic Republic’s own n
この写真にはショッキングな表現、または18歳以上の年齢制限の対象となる内容が含まれます。 ご覧になる場合にはご了承の上、クリックしてください。 【4月13日 AFP】イスラエルのユダヤ教超正統派の宗教政党シャス所属のモシェ・アルベル(Moshe Arbel)内相は11日、昨年10月7日以降のイスラム組織ハマス(Hamas)の襲撃を受けて、超正統派のユダヤ人男性を兵役から免除する「道徳的」な正当性はもはやなくなったと述べ、超正統派の長年のタブーを破った。 最高裁が先月、数十年に及ぶ超正統派の徴兵免除を4月1日から事実上廃止する命令を出したことを受けて、連立政権は、超正統派の徴兵をめぐる妥協案を探っている。 アルベル氏は、超正統派は10月7日以降の現実を踏まえ、徴兵を免除され続けるのは不可能だと理解しなければならないと指摘。 ハマスの襲撃以降、半年以上にわたって戦時下にある現状で、イェシーバー
Smoke rises after Israeli airstrikes in Beit Lahia, in the northern Gaza Strip, December 28, 2023. (Yonatan Sindel/Flash90) In 2021, a book titled “The Human-Machine Team: How to Create Synergy Between Human and Artificial Intelligence That Will Revolutionize Our World” was released in English under the pen name “Brigadier General Y.S.” In it, the author — a man who we confirmed to be the current
ハマスによるイスラエル攻撃がきっかけで昨年10月に起きたガザ紛争。世界のメディアがガザ紛争を取り上げているが、元外務省主任分析官の佐藤優氏とジャーナリストの池上彰氏は、「中立性」の観点から戦争報道の在り方について問題提起している。 ◆◆◆ イスラエルの反撃は「行き過ぎ」なのか? 池上 10月7日早朝、パレスチナ暫定自治区のうちガザ地区を実効支配するイスラム武装勢力ハマスが、ユダヤ教の「仮庵(かりいお)の祭り」直後の安息日をねらって、イスラエルへの無差別攻撃を始めました。ハマス側の発表で約5000発、イスラエル側の発表で約2200発のロケット弾でテルアビブを始めとするイスラエルの各都市を攻撃。同時にハマスの戦闘員が、イスラエルとガザ地区を隔てるコンクリート壁、鉄条網、検問所を突破して、イスラエル南部に越境し、外国人を含む推定1200人を殺害し、200人以上を人質として連れ去りました。 これに
米宇宙技術会社マクサー・テクノロジーズが提供した、ウクライナ東部ドネツク州の激戦地アウディーイウカ。攻撃で破壊される前(左、2021年10月16日撮影)と後(右、2024年2月17日)。比較写真は2月24日提供。(c)AFP PHOTO / Satellite image ©2023 Maxar Technologies 【2月25日 AFP】宇宙技術会社マクサー・テクノロジーズ(Maxar Technologies)は24日、ロシアによるウクライナ侵攻開始から2年となるのに合わせ、攻撃前後の各地の衛星画像を公開した。 画像では、ロシア軍の攻撃を受けて大破した住宅や、2023年6月に爆発が起き決壊したロシア支配地域にあるカホウカ(Kakhovka)水力発電所のダムと、その影響で広範囲にわたって水没した住宅地の状況などが見て取れる。 今月に入ってロシアが「完全制圧」したと発表したウクライナ東
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