シリコンバレーの数あるスタートアップの中でも、最近特に悪いニュースばかり出てきているのが米Uber Technologiesだ。目に余る行為があまりにも多いため、配車サービス「Uber」をボイコットする運動が発生するほど、ユーザーに嫌われ始めている。 直近に発生したトラブルは、同社に在籍していた元エンジニアの女性がブログにつづった内容に関するもの。2017年2月末に彼女は、上司からセクシャルハラスメントを受け、それを人事部に報告したにも関わらず無視されたと訴えた。彼女は部署を異動した後も、業績評価や異動希望で腑に落ちない処置を受けたのだという。それをその都度人事部に報告していたが、ついには「問題はあなたの方にあるのではないか」と言われてしまった。 彼女のブログがネット上で広まって、「Uber」のボイコット運動が「再燃した」。再燃したというのは、僅か1カ月前にもUberに対するボイコットが起
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