英国の比較サイトComparitech.com(以下、Comparitech)は2022年1月19日(英国時間)、GDP上位にある50の国と地域を対象に、警察によるソーシャルメディアの監視状況を調査した結果を発表した。 調査結果によれば、対象となった全ての国の警察がソーシャルメディアに対して何らかの監視を行っていた。 「大半の国が侵害的な監視手法を採用している」と指摘し、ランキングの上位に入るオーストラリアや、中位に位置するカナダ、英国、米国といった先進国でも、監視規模が拡大しており、市民のプライバシーを著しく侵害する恐れがあると、警鐘を鳴らしている。 さらに、ソーシャルメディアの利用者が拡大し続け、技術が指数関数的に成長する一方、警察の監視について、(不必要な監視を抑制する)法律が追い付く可能性が低いとした。 Comparitechは各国におけるソーシャルメディア監視の証拠と、監視手法や