Watson for Cyber Securityは、IBMが推進するコグニティブ技術「Watson(ワトソン)」に関する研究プロジェクトの一環として、特にセキュリティについて訓練されたもの。Watsonは一連の訓練により、セキュリティ研究の細部まで学習を進め、他の方法では見逃されかねない隠蔽されたサイバー攻撃や脅威のパターンや証拠を発見するまでになったという。 昨今、高度化し、脅威が増しているサイバー攻撃に対し、サイバーセキュリティ対策のリソース不足が危惧されている。Watson for Cyber Securityは、「データ」「新たな脅威」「対策の関連付け」を自動化するWatsonのコグニティブ(認知)システムを活用することで、セキュリティアナリストの能力や効率を高めるのが狙いだ。 IBMのセキュリティ研究開発機関「X-Force」の研究ライブラリが、Watson for Cyber
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