会社勤めに満足しているエンジニアも、一度くらい技術力を活かして起業やフリーランスへの転身を考えたことがあるのではないだろうか。 以前、多くの人を巻き込んだ「ノマド」、「社畜」論争の盛り上がりを見ても分かる通り、働き方に関する見解には、世代や職種に関わらず各人各様の捉え方がある。会社員が安定の象徴ではなくなりつつある今、改めてエンジニアの働き方について捉え直すのは無駄ではないだろう。 今回は、1989年に技術者協同組合を起源に持つ、フリーエンジニア支援の首都圏コンピュータ技術者株式会社(以下、MCEA)とかかわりを持つフリーエンジニア3人に集まってもらい、フリーランスを選択した場合に陥りがちなリスクや回避策について話し合ってもらった。 結果、自営業への移行をスムーズに行うには、以下のポイントに注意すべきという結論を得た。 【1】横のつながりが仕事の「タコツボ」化を防ぐ 【2】自分の得意分野を
「ぶっちゃけ、『見つからないエンジニアを探し出す技術』っていうほどの内容ではないですよね」 「原稿を拝見したのですが、見つからないエンジニアを探し出す技術というタイトルから期待したほどは、掘り下げてないのですね。」 先週の原稿を提出した後の担当編集者の傳智之さんからのリプライに、私はショックを受けてしまいました。 「いや、掘り下げようもなにも、見つからないエンジニアを探し出す技術は、いまやどこの人材系企業も躍起になって磨いていて、おいそれとここで書いてしまっては大変なことに……。」 そう言い訳しようと思いつつも、 「確かに、もう少し書くと、ソーシャルネットワークなどでも評判になるかもしれない。そうしたら、プロデュースをしているCodeIQというサービスも、さらに評判になるかもしれない。」 と、邪な考えが頭をよぎったのでした。 ということで、今週は「見つからないエンジニアを探し出す技術・リタ
2013年も終わりに近づいた米国時間12月2日、YahooとAppleによるM&Aのニュースが報じられたが、Intelもそれに続いている。 Intelが買収するのは、ハッカソンを企画、開催する民間組織のHacker Leagueだ。同組織が過去に開催したイベントには、エンタープライズ顧客以外を対象としたものもある。 Hacker Leagueはこれまでに450以上のイベントを開催している。Hacker Leagueが主催するハッカソンのテーマには音楽分野の新興企業の立ち上げや、テレビアプリのコンセプト、食糧の未来などがあり、独自性が高い。 Hacker Leagueのチームは3日、ウェブサイトに掲載した声明の中で、今回の買収が事実であることを認め、Hacker Leagueが「Intel傘下のMashery」と合併する予定だと明言した。 共同創設者のMike Swift氏はまた、「Mash
人類には、スカイネットを想像させるような未来が徐々に見え始めている。 スカイネットとは、映画「ターミネーター」に登場する、人類を滅亡の危機に追い込んだ人工知能のことである。これは創造者の支配下を離れいずれは創造者自身を滅ぼしてしまう、いわゆる「フランケンシュタイン」の象徴だ。現在では「シンギュラリティ」が、このフランケンシュタイン論と合わせて議論されることが多いようだ。「シンギュラリティ」とは、人工知能が人類の知能を上回るという技術的特異点のことだが、人類にはその先に待ち構えるものが全く分からない。飛躍的な進化により高い知能と自我を持った人工知能が、自らを自在にコントロールし、人類を絶滅に追い込むかもしれないのだ。(もちろん人類が先に、「トランスヒューマニズム=知識人が唱えている、技術の発展によって人類そのものが変化・進化するという説」を辿れば別だが。ただ、この議論はまた別の機会にしよう。
本日12月1日より、プログラマ有志による2013年の技術系Advent Calendarが各所ではじまる 本日12月1日より、プログラマ有志による2013年の各技術系Advent Calendar(アドベントカレンダー)が一日目を担当する人のblogではじまっている。 昨年以上に細分化されたため、昨年よりも今年のAdvent Calendarの数が多くなっているようだ。また、技術系以外の人に対してもこのような形式のAdvent Calendarの認知度が上がり、技術系以外のAdvent Calendarも昨年より増えている。 一般的なAdvent Calendarは、12月25日のクリスマスを楽しみに待つために、12月1日から24日までのカレンダーの日付の部分(扉だったりする)を開けるようになっており、1日ずつその日の日付の部分を開くと天使や動物の絵などが見えるという仕組み(もちろん、様々
『MarkeZine』が主催するマーケティング・イベント『MarkeZine Day』『MarkeZine Academy』『MarkeZine プレミアムセミナー』の 最新情報をはじめ、様々なイベント情報をまとめてご紹介します。 MarkeZine Day
基本的に営業と言ってもいろいろある。宅急便のにーちゃんもドライバーでは無くてセールスドライバーで営業職なのだ。ただの運転手ではなくて大口の見積もりもするし、にこにこ営業しないとイケメンの佐川男子に仕事をとられたりする。そういう意味では「トラック野郎爆走一番星」の菅原文太とは違うのである。古くてすいません。ググって探してください。 宅急便ドライバーは既存顧客回りのルートセールス(たまに飛び込み営業してくる人もいるが)だが、新規営業には大まかに分けるとインバウンドとアウトバウンドがある。最近、ある会社さんと話をしたのであるが、そこは非常に成長していてイケイケなのであるが、営業は完全アウトバウンドであった。要するにテレアポである。 リクルートに新卒で入った私がいうが、昔のリクルートはアウトバウンド1本であり、テレアポや飛び込みが普通であった。かの光通信と寸分の誤差が無いほどクリソツであった。友人
最近、この話題について経営者目線の話が多かったので、エンジニアのスキル獲得戦略とその最大化という観点から話をする。 まず目下のウェブエンジニアとして一番の課題は、「35歳定年説をどう乗り切るか」、ということだろう。もちろん、みんな35歳定年説なんてのが、まやかしであるとはわかっている。若い業界だったウェブ業界も成立してからだいぶ経ち、結果として平均年齢が押し上げられ、自然と35歳以上のエンジニアも増えてきた。 問題は、人月という概念によって、できる人間とそうでない人間の区別がされていないことだ。ウェブエンジニアとしての悲哀や業界の歪みはここにあると思う。下手に謙遜したりして話をややこしくする前に言ってしまうと、自分をできる側の人間として話をする。 生産性を測る確固としたメトリクスがないのも事実だと思うが、すくなくとも熟達した人間と未経験者がおなじ1人月というのは、到底ありえない話だと思う。
無料で無制限に写真を保存・共有できるストレージサービス「Everpix」が2013年12月15日に閉鎖することを発表、写真データはアップロードできなくなり、読み込みや閲覧だけができるリードオンリーモードに突入し、有料で利用しているユーザーには返金処理が行われ始め、サーバ上にある写真データの全ダウンロードも可能になりました。「世界一の写真アプリの1つ」とも言われており、端から見ると順風満帆だったはずなのですが、一体何が原因で閉鎖することになったのでしょうか? Out of the picture: why the world's best photo startup is going out of business | The Verge http://www.theverge.com/2013/11/5/5039216/everpix-life-and-death-inside-the-w
スマートフォンが急速に普及するなか、どうしたらスマートフォンやインターネットを安全に利用することができるのか、高校生たちが意見を交わす「高校生ICTカンファレンス・サミット」が3日、東京都内で開かれ、各地の代表5人が子ども向け、大人向け、企業向けなどの提言をそれぞれまとめました。 この催しは日頃、スマートフォンの「ヘビーユーザー」として発信力のある高校生に、インターネット利用のリテラシーを高めるためにはどうしたらよいかを考えてもらおうと開かれました。 主催したのはモバイルコンテンツ審査・運用監視機構と、安心ネットづくり促進協議会、大阪私学教育情報化研究会です。 3日、都内で開かれたサミットには、全国5か所から代表の高校生5人が出席。 スマートフォンについて日頃、感じていることについて意見を出し合い、提言作りに取りかかりました。 生徒たちの議論は高校の先生やPTA、行政、それに携帯電話・ネッ
LaTeX解説書籍でも知られる三重大学の奥村教授が、「ネ申Excel問題」というタイトルの論文を出している(論文PDF)。「ネ申Excel」というのは、データの再利用を考えずに見栄えだけをそろえたExcelデータのことで、「紙への出力しか考えていないExcel」という意味も含んでいるという。 論文では実例とともに「ネ申Excel」について紹介するとともに、なぜこれが問題なのかや対策について解説されている。とはいえ、このように説明されても、なぜこれが問題なのか理解できない(もしくは理解しようとしない)人は多くいそうだ。 タレコミ子はExcelから罫線機能や印刷機能は無くしてしまったほうがよいのではと思ってしまった。
Live Nation says its Ticketmaster subsidiary was hacked. A hacker claims to be selling 560 million customer records. An autonomous pod. A solid-state battery-powered sports car. An electric pickup truck. A convertible grand tourer EV with up to 600 miles of range. A “fully connected mobility device” for young urban innovators to be built by Foxconn and priced under $30,000. The next Popemobile. Ov
「もっと早く気がついていれば」「あいつのことは分かっているつもりだったのに」――。部下やチームメンバーの心情を把握し損ねたことで、システム開発プロジェクトが暗礁に乗り上げたり、メンバーなどが体調を崩して退職に追い込まれたりするケースは少なくない。 システムインテグレーターのアルバスが、IT関連の展示会「ITpro EXPO 2013」で参考出品したソフト「ゾンビ・レスキュー」を使えば、部下の気分をリアルタイムに可視化できる。上手に活用すれば、失敗プロジェクトの発生防止に一役買いそうだ。 ゾンビ・レスキューは、上司やリーダーなどの管理者用とエンドユーザー用の画面で構成されているWebアプリケーション。管理者用の画面には、そのチームに所属するメンバーの気分がイラストで表示される(写真1)。天使のイラスト(画面右上)が多ければメンバーの気分は上々、ゾンビのイラスト(左下)が目立つ場合は不満を抱え
今回のpaiza開発日誌は片山がお送りします。 Microsoftのビル・ゲイツ、Googleのラリー・ペイジ やFacebookのマーク・ザッカ―バーグなど、米国のITベンチャーの雄と言われる企業の創業者の多くは元エンジニア※1。またシリコンバレーではエンジニアの平均年収は1200万円台とも言われています。(シリコンバレー、ソフトウェア技術者の年収は二極化? 【増田 @maskin】:TecWave) そういった米国の事例に比べると、日本のエンジニアは地位がやけに低いと思ったことはありませんか?何故そうなってしまっているのか現状把握と問題点、解決法についてまとめてみました。 ※1ザッカーバーグに至っては今でもコードを書いているという話もあります(「Poke」通知サウンドの主はMark Zuckerberg、アプリのコードも書いた:TechCrunch) エンジニア出身の起業家が次々と成功
20代後半から15年ほどSIプロジェクトのリーダー/マネージャーをやってきた経験から。 『 監督とは、 他人が打ったホームランで金を稼ぐことだ。 』 ケーシー・ステンゲル(MLB監督) ●ポリシー 1)全てのメンバーが目的・段取りのわからない仕事をしない/させない。 2)プロジェクトの成功には、短期的な成功と中長期的な成功がある。両方を意識すること。 3)プロジェクトの短期的な成功は、お客さんを満足させることと利益をあげること。 4)プロジェクトの中長期的な成功は、リーダーとメンバーが成長し、また一緒に仕事をしたいなと思い合うこと。 5)リーダーとメンバーがフラットでオープンな関係を築けなかったプロジェクトは、中長期的には失敗する。 6)みんなで得意なことを持ち寄って知恵を出し合ってやってみてダメだったらそれは僕らにはムリな仕事だったということ。 7)人は一人一人別人であり仕事に対するスタ
ユーザー参加型のものづくり「UGD(user generated device)」で開発するには,さまざまな分野の専門知識を容易に活用できるオープンな環境が必要である。自分が詳しい知識を持たない専門分野でも,集合知をはじめ,企業や大学などから協力を得ることができれば,開発を進めることができるからだ。 だが,これまでの開発体制といえば,メーカー内の研究所や事業部の開発部署などが中心となって進めていたのが実状である。他の企業や大学などと共同開発することもあるが,協力関係は特定の企業や大学に限られた場合がほとんどだった(図1)。 これまでの製品開発は,機器メーカーが特定の企業と組むなど,アイデアや技術があっても機器メーカーと接点がなければ参加できなかった。将来的には,機器を作りたいユーザーが,アイデアや技術,専門知識を持つ人たちとインターネットでつながって開発を進めることができるはずだ。 この閉
7月26日、サイバーエージェント・ベンチャーズにて「エンタテインメントの未来を考える会 黒川塾(十壱)」と題したトークセッションが行われた。コラムニストの黒川文雄氏が主宰、エンターテインメントの原点を見つめなおし、ポジティブに未来を考える会となっている。 今回はユビキタスエンターテインメント代表取締役社長兼CEOの清水亮氏が登場し、同氏の考えるプログラムの成り立ちや定義、そして「人類プログラマー化計画」について語った。 プログラムと聞くと、一般的にはコンピュータが行う処理を順序立てて記述したプログラムコードをイメージすることが多いが、本来は「公に書かれたもの」を意味するギリシャ語からきているもの。コンピュータの発達以前からプログラムは存在し、「未来の自分や自分以外のものを思い通りに動かすための仕組みがプログラムです」(清水氏)という。ハンムラビ法典、聖書、十戒などがそうであるように、人々の
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