サイバー攻撃に関連するとみられる不審な通信が2019年は前年に比べ5割増えていたことが情報通信研究機構(NICT)の調査で分かった。不審な通信のうち24.2%はウェブカメラを狙ったものだった。攻撃が疑われる通信のうち、約半数はあらゆるモノがネットにつながる「IoT」機器を狙っていた。東京五輪・パラリンピックが開催される今年の日本は狙われやすい。関係者は警戒レベルを引き上げている。「ダークネット」あての不審な通信急増
サイバー攻撃に関連するとみられる不審な通信が2019年は前年に比べ5割増えていたことが情報通信研究機構(NICT)の調査で分かった。不審な通信のうち24.2%はウェブカメラを狙ったものだった。攻撃が疑われる通信のうち、約半数はあらゆるモノがネットにつながる「IoT」機器を狙っていた。東京五輪・パラリンピックが開催される今年の日本は狙われやすい。関係者は警戒レベルを引き上げている。「ダークネット」あての不審な通信急増
New Mirai Variant Targets Enterprise Wireless Presentation & Display Systems This post is also available in: 日本語 (Japanese) Executive Summary In early January 2019, Unit 42 discovered a new variant of the infamous IoT/Linux botnet Mirai. Mirai is best known for being used in massive, unprecedented DDoS attacks in 2016. Some of the most notable targets included: web hosting provider OVH, DNS provid
Arbor Networksは11月21日(米国時間)、「Mirai: Not Just For IoT Anymore」において、IoTデバイスではなくLinuxサーバを標的としたMiraiの亜種と見られるマルウェアが拡散していることが発見されたと伝えた。 LinuxサーバはIoTデバイスよりもコンピュータリソースが強力でより太いネットワーク帯域が利用できる状況にあることが多く、IoTデバイスを対象としていたMiraiよりも少ない台数への感染で大規模なDDoS攻撃を実施できる可能性がある。 MiraiはLinuxを搭載したIoTデバイスを主な標的としたマルウェアで、大規模なボットネットを構築していた。このボットネットを用いたDDoS攻撃は世界中のインターネットに影響を与え、一部の地域のインターネットが一時的に利用できないといった状況を引き起こしたこともある。 少ない数のIPから感染のため
この数年、デフォルトのパスワード設定のまま運用されていたり、脆弱性が放置されていたりするIoT機器、組み込み機器をターゲットにしたマルウェアの拡散が顕著になってきたのは周知の通りです。「Mirai」に代表されるこの種のマルウェアは、感染後、C&Cサーバ(コマンド&コントロールサーバ)からの指令に従って攻撃者に操られる「bot」となり、第三者にDDoS攻撃を仕掛ける踏み台として悪用されます。 IoT機器をターゲットにしたbotがまん延している理由は、インターネットに接続された無防備なIoT機器が増加しており、OS自体のセキュリティ機能が向上したり他の製品によって守られているPCやITシステムを狙うよりも、手間暇かけずに侵入できるからです。つまり、攻撃者にとって悪用の「コスト」が低いのです。 「2015年はIoTマルウェアの黎明期だったが、16年のMiraiの登場によって『パンドラの箱』が開き
印刷する メールで送る テキスト HTML 電子書籍 PDF ダウンロード テキスト 電子書籍 PDF クリップした記事をMyページから読むことができます マルウェア「Mirai」に感染したIoTデバイスによって構成されるボットネットが仕掛けた分散型サービス妨害(DDoS)攻撃は、世界中にさまざまな被害をもたらした。これに続くIoTボットネットの新たな攻撃の発生が懸念されている。 イスラエルのCheck Point Software Technologiesや中国のQihoo 360は10月20日までに、新たなIoTボットネットが形成されつつあると発表した。Check Pointは「IoTroop」、Qihoo 360は「IoT_reaper」と命名し、既に数百万台規模のIoTデバイスがマルウェアに感染していると指摘する。 マルウェアに感染している主なデバイスは、インターネットに接続された
Key Points: A massive Botnet is forming to create a cyber-storm that could take down the internet. An estimated million organizations have already been scanned with an unknown amount actually infected. The Botnet is recruiting IoT devices such as IP Wireless Cameras to carry out the attack. New cyber-storm clouds are gathering. Check Point Researchers have discovered a brand new Botnet, dubbed ‘Io
On 2017-09-13 at 01:02:13, we caught a new malicious sample targeting IoT devices. Starting from that time, this new IoT botnet family continued to update and began to harvest vulnerable iot devices in a rapid pace. The bot borrowed some code from the famous mirai botnet, but it does not do any password crack all. Instead, it purely focuses on exploiting IoT device vulnerabilities. So, we name it
Googleは先日、Google Playストアから300近いAndroidアプリを削除することを余儀なくされた。それらのアプリがDDoS(Distributed Denial of Service)攻撃の踏み台にされていたことが判明したためだ。この攻撃についてスロバキアのセキュリティ企業ESETが8月31日(現地時間)、公式ブログで詳細を解説した。以下、内容を抄訳する。 2017年8月初めにESETは、この攻撃についてソーシャルメディアなどで警告を発していた。 これらのアプリはウイルスを拡散する。これらをインストールして感染したデバイスは「WireX」と呼ばれるボットネットに組み込まれ、DDoS攻撃の踏み台にされる。Googleが問題のアプリを削除するまでに、感染デバイスは7万台近くに達していた可能性がある。 Googleはこの攻撃の発生を認識した後、直ちにこれらのアプリを削除した。Go
11月27日、ドイツのISPであるドイツテレコム(Deutsche Telekom)において、同社顧客が設置するDSLモデム/ルータ「Speedport」約90万台がネット接続不能になる事件が発生した。この事件は、IoTデバイスの脆弱性を狙う「Mirai」ボットネットによる攻撃が引き起こしたもの、という説が有力だ。 もっとも、この攻撃は結果的に「失敗」に終わったようだ。Miraiを操る攻撃者は何を狙っていたのか、われわれは今後どんな脅威に注意すべきなのか。11月30日、脆弱性管理製品などを扱うセキュリティベンダーのRapid7が記者説明会を開催した。 Miraiはルータの脆弱性を突き、ボットネットへの取り込みを狙った Miraiボットネットは、脆弱なIoT機器に感染するマルウェア「Mirai」によってボット化(攻撃者の手先として操られるマシン)された、数十万台規模のデバイス群のことだ。9月
インターネットに接続した世界中の防犯カメラやビデオ録画機といった「IoT機器」百三十万台以上がウイルスに感染していることが分かった。感染した機器はサイバー犯罪者に操られ、企業などに大量のデータを送り付ける大規模サイバー攻撃に悪用されているとみられる。 横浜国立大大学院の吉岡克成准教授(情報システムセキュリティー)の研究室が調べた。IoT機器は、サイバー攻撃を想定しておらずセキュリティー対策が不十分な例が多いという。日本国内のIoT機器も約千台の感染を確認した。吉岡氏は「メーカーが出荷前にセキュリティーをきちんとチェックすべきだ」と指摘している。 吉岡氏は、横浜国立大の通信ネットワークに対するサイバー攻撃(不正通信)を昨年春から観測している。発信元のIPアドレス(ネット上の住所)を集計しており、今年一月には一カ月間で世界各国のIoT機器三万台から攻撃があったことを確認した。夏ごろから急増して
セキュリティベンダーの米Rapid7は2016年11月30日、同社がクラウドサービス上に設置したハニーポット「Heisenberg Cloud(ハイゼンバーグ クラウド)」の観測結果を紹介した。IoT機器に感染するウイルス「Mirai」の攻撃が多数観測されており、日本にも感染機器が存在するという(関連記事:監視カメラから“史上最大級”のサイバー攻撃、IoTの危険な現状)。 Heisenberg Cloudでは、大手クラウドベンダーの協力により、6種類のクラウドサービスのネットワーク上に観測用のセンサーを設置している。同社共同創業者兼CTO(最高技術責任者)のTas Giakouminakis氏によると、「センサーの数は変動があるが、260ノード程度」だという。
関連キーワード DDoS攻撃 | Twitter | ボットネット | IoT(Internet of Things) | セキュリティ DynのWebサイト《クリックで拡大》 DNSサービスを提供する企業であるDynを標的に、前例のない大規模な分散型サービス妨害(DDoS)攻撃が2016年10月21日に相次いで行われ、同サービスを利用していた大手Webサイトが軒並みアクセス不能となり、多くの問題が残された。 攻撃を受けてDynのDNSサービスは同日朝から終日不調が続いた。最初は主に米国東海岸のオペレーションに影響が及び、「Twitter」や「Reddit」「Spotify」「GitHub」「The New York Times」など、多くの人気Webサイトが利用できなくなったと報じられた。 併せて読みたいお薦め記事 DDoS攻撃のトレンドと対策 AWS、AzureがDDoS攻撃を受けたら
関連キーワード DDoS攻撃 | 脆弱性 | ボットネット 大規模化するDDoS攻撃の行方は アフリカ西部の小国リベリアで2016年11月初めに、全国規模のインターネット接続障害が発生した。マルウェア「Mirai」を使った、モノのインターネット(IoT)に対するボットネット攻撃に見舞われたもようだ。同年10月に米国のDNS(ドメインネームシステム)サービス大手Dynが同様の攻撃を受けたときと同じボットネットから、攻撃が仕掛けられた可能性がある。 リベリアでインターネットにつながらないトラブルが大規模に発生したのは、強力な分散型サービス妨害(DDoS)攻撃が同国のインターネットサービスプロバイダー(ISP)を襲ったからだ。これらのISPは1本の基幹インターネットケーブルを共有して全国にサービスを提供している。 数人の専門家が、この攻撃ではMiraiによるボットネットが使われたと指摘している。
関連キーワード DDoS攻撃 | ボットネット | IoT(Internet of Things) | マルウェア Miraiの公開がさらなる脅威を招くきっかけとなる可能性が IoT(モノのインターネット)を狙ったボットネットを構成し、大規模な分散型サービス拒否(DDoS)攻撃を引き起こしたマルウェア「Mirai」のソースコードが公開された。コードから得られる教訓もあるが、専門家はそれ以上に、脅威の大きさを懸念している。 Miraiのコードは、ハッキングコミュニティーのWebサイト「Hack Forums」で、コードの作者とみられる「Anna-senpai」(アンナ先輩)というユーザーが公開した。Miraiが構成したボットネットは、情報セキュリティジャーナリストのブライアン・クレブス氏が運営するWebサイトをダウンさせたDDoS攻撃に使われた。その攻撃の規模は620Gbpsに達したという。
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The source code that powers the “Internet of Things” (IoT) botnet responsible for launching the historically large distributed denial-of-service (DDoS) attack against KrebsOnSecurity last month has been publicly released, virtually guaranteeing that the Internet will soon be flooded with attacks from many new botnets powered by insecure routers, IP cameras, digital video recorders and other easily
米セキュリティ情報サイトの「Krebs on Security」が史上最大級の分散型サービス妨害(DDoS)攻撃を仕掛けられた問題で、この攻撃に使われたマルウェアのソースコードが公開された。同様の攻撃の発生が相次ぐ事態も懸念される。 Krebs on Securityが10月1日に伝えたところでは、この攻撃に使われたマルウェアの名称は「Mirai」、投稿者は「Anna-senpai」。英語のハッカーフォーラムにソースコードが掲載されたという。 Krebs on Securityは9月下旬、620Gbpsにも達する分散型サービス妨害(DDoS)攻撃を受けてダウンした。同サイトを運営するジャーナリストのブライアン・クレブス氏は、モノのインターネット(IoT)デバイスを踏み台にしたボットネットのネットワークから攻撃が仕掛けられていると伝えていた。 Miraiはルータや防犯カメラといったIoTデバ
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