サードウェーブは4月25日、2018年10月にセキュリティソフトを販売するマカフィーを相手取り、不法行為に基づく損害賠償を求めていた裁判に関して、東京地方裁判所がマカフィーに2347万5262円の損害賠償を命ずる判決を言い渡したと発表した。 同社が提訴した理由は、同社製PCがバンドルするセキュリティソフトの契約にあたり、ユーザーライセンスの更新率について「事実に反する説明を繰り返し、複数年にわたり弊社の経営判断に不当な影響を与え、結果として弊社は不法行為による損害を被」ったとし、「信義則に反し、不法行為をすることは容認できず、公正な取引を阻害するものである」としている。 東京地方裁判所は、「原告によるライセンス料の支払は被告の不法行為による損害といえる」として、損害賠償を認める判決を示した。 同社では、「今回の判決により、マカフィー社の不法行為に対して、司法の良識ある判断が示されたものと考
![東京地方裁判所がマカフィーに約2350万円の支払いを命令 サードウェーブの訴訟を受けて](https://cdn-ak-scissors.b.st-hatena.com/image/square/e38d1790d05177b9dc81b663962d464b4cefff7d/height=288;version=1;width=512/https%3A%2F%2Fimage.itmedia.co.jp%2Fpcuser%2Farticles%2F2204%2F25%2Fcover_news196.png)