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人工知能(AI)の開発を手がけるSELF(東京都新宿区)は、同社が展開するスマートフォン向けアプリ「SELF」において、美少女型人工知能ロボットのAIをこのほど追加した。 「これ金をむしり取られそう!」 同アプリは、「ユーザーと同化する」をコンセプトにしたコミュニケーションアプリだ。 キャラクターはAIを搭載しているため、用意された選択肢を使ったやりとりを積み重ねるごとに、ユーザーの嗜好性や価値観を学習。会話の内容が各ユーザーに最適化されていく。 今回、新たに美少女AI「古瀬あい」が加わった。「古瀬あい」は、これまでのキャラクターからさらにコミュニケーション能力が向上。同社は、 「会話のやりとり、状態記憶のみではなく、感情の状態も記憶することにより、ユーザーの過去との違いを指摘するといった、実際の彼女やパートナーに近いコミュニケーションが可能となりました。ユーザー専用にカスタマイズされた美
Google Inc.が4月11日に公開した、機械学習を応用した無料のオンラインお絵描きツール「AutoDraw」がすごすぎるので、使い方を紹介します! 簡単に言うと、AI(人工知能)が、どんなイラストも「デザイナー仕様」に仕上げてくれるんです。しかも一瞬で。しかも無料で。 こちらから、誰でもすぐに使い始めることができます。 こんな感じ! いびつなお星様が、キラキラのお星様に!Google天才かよ。 というわけで、こんなにすごいAutoDrawの使い方を解説したいと思います。(と言っても、解説するほど何もないのですが…) AutoDrawってどんなツールなの? AutoDrawは、Webベースのイラスト作成ツールです。スマホや、コンピューターでイラストを描くのって、難しいですよね。素人ですと、どうしても線がガタガタになったり、思ったようなものが描けなかったり… AutoDrawは、そんな悩
4月10日の日経ITproの記事「 AIベンチャーの雄が総務省の開発指針に反対する理由」で、総務省主導で推進されているAIネットワーク社会推進会議とその開発原則分科会からPFNが離脱したことを、取り上げていただきました。私とのとりとめのないインタビューを適切にまとめてくださった日経ITpro浅川記者に深く感謝いたします。また、その記事に対して、はてなブックマーク、NewsPicks、FacebookなどのSNSを通して多くのコメントを下さった方にも感謝の意を表します。ありがとうございます。離脱の理由は記事にある通りですが、総務省の方々も私達の立場を真摯に受け止めてくださっていて、実りのある議論を続けてくださっています。その上で、今後の議論を深めるために、いくつかの点について補足したいと思います。 汎用人工知能と特化型人工知能 現在、人工知能という言葉は大雑把には、 汎用人工知能(「強い」人
ルネサス エレクトロニクスは4月11日、都内で国内では2014年以来となる大規模なプライベート・カンファレンス「Renesas DevCon Japan 2017」を開催。基調講演にて、同社 執行役員常務 兼 第二ソリューション事業本部本部長の横田義和氏が登壇し、IoTの末端となるエンドポイントに人工知能技術を実装する「e-AI」の説明を行った。同氏には、基調講演終了後に、別途、話を聞く機会を得たので、それを交えて、e-AIへの同社の取り組みを読み解いていきたい。 e-AIは現在、一般的に考えられているような、エンドポイントに搭載されているセンサから生み出される情報をクラウドに送り、クラウド側で解析を行い、それをエンドポイントに返して、エンドポイントを動かす、という流れを、基本的にはクラウドを介さずにエンドポイントのみで、同様のことを実現しようというもの。基調講演に登壇した同社代表取締役
印刷する メールで送る テキスト HTML 電子書籍 PDF ダウンロード テキスト 電子書籍 PDF クリップした記事をMyページから読むことができます 地域、業界を問わずセキュリティが重要な問題となった。攻撃はより組織的に、高度になり、容易に作成できるツールも出回っている。セキュリティを取り巻く環境は厳しいが、これに対するIBMの回答は、人工知能(AI)の技術を含めた「コグニティブ」の活用だ。Watsonはセキュリティ分野が抱える問題を緩和してくれるという。3月にIBMが米ラスベガスで開催した「IBM InterConnect 2017」で、IBM Security事業部のトップが説明した。 セキュリティのニュースは規模の大小を問わず日々見出しを飾っている。「2016年に盗まれたデータレコードの数は約40億件。これは2年前のほぼ4倍だ」とIBM Securityのゼネラルマネージャーを
AI技術の搭載は、セキュリティにスピードとスケーラビリティをもたらすことが分かったと思います。とすると、AI技術があればよいのでしょうか。これまで成熟させてきた対策技術と入れ替えるようなものでしょうか。 残念ながら現時点では、AI技術だけで企業のセキュリティを守ることはできない、と考えています。第1回で触れた通りAI技術(機械学習)にも誤検出があり、しかもその比率は既存技術に比べて非常に高いため、それを補い、許容できるレベルに抑える必要があります。 また実は現状では、スクリプトやマクロなど、AI技術が苦手とする検出対象が存在します。 さらに、機械学習ではシグネチャこそ用いないものの、判断のための「モデル」というものを代わりに使っています。このモデルは機械学習のいわばエンジンであり、目標としている検出率と誤検出率を維持できない場合にアップデートを行う必要が発生します。 何かを検出しないから、
一部のセキュリティベンダーは、未知のマルウェア、そして警戒していない被害者にマルウェアを配信する手法を検出するために機械学習を利用している。 ランサムウェアファミリの「Cerber」は、ファイル暗号化マルウェアの成功例として知られている。Cerberの作者は、少なくとも部分的には、収益の一部を得る代わりに使いたい人にコードを提供することで拡散に成功してきた。そして今、犯罪者らは新しい手口を使ってこの有利な状態を維持しようとしている。 トレンドマイクロは、最新のCerberの変種が悪意あるフィッシング電子メールによって配信されていることを確認した。ユーザーにリンクをクリックしてファイルをダウンロードさせようとするのではなく、電子メールにDropboxへのリンクが含まれているという。このDropboxのアカウントは攻撃者が制御するもので、Cerberペイロードをダウンロードして自己解凍するアー
これらの技術はいずれも、一つのルールに対して1種類の対象を見つけるもの、または複数種の対象を見つけるのが基本です。ルールに合わないものについては「未知」ということになります。 シグネチャベースの検出で「未知」としたファイルであっても、実行時にふるまいをみて、それがルールにマッチすれば被害を防げます。このような複数の対策の組み合わせにより、被害を防いでいるのです。しかし、最近は短時間に多量の亜種が発生するマルウエア、ランサムウエアが多い昨今は、「未知」なファイルが多くなる傾向にあります。 そこでセキュリティ対策製品では、AI関連の技術の中でも、機械学習型検索が重要になっています。機械学習型検索では、人間が作った一定のルールではなく、安全なファイル、安全でないファイルを、機械学習のアルゴリズムで学習して得た特徴を用いて判定します。複数の角度から判定し、その総和を取って判断する統計的なアプローチ
TensorFlowを勉強するにはスタンフォードのこの講義資料が良く出来ているぜ、と言われた。 http://web.stanford.edu/class/cs20si/syllabus.html へー、と思って読んでいたら、4日目の所のword2vecのスライドが良く分からない。 word2vecは以前深層学習の本で一通り読んだのだけどあんまりしっかり理解出来た気がしていなかったので、いい機会だ、とちょっとぐぐって解説でも読もうと思った。 これがさっぱり分からんのばかりひっかかる。 仕方ない、と元論文を読むと、大分理解は進んだが、幾つか分からない所がある。 うーん、どうしたもんかなぁ、と思っていた所、上記講義には参照として、別のコースへのリンクがあった。 そこのスライドが素晴らしい。 http://web.stanford.edu/class/cs224n/lectures/cs224n
Googleは米サンフランシスコでイベント「Google Cloud Next'17」を開催。1日目の基調講演で、データサイエンティストのコミュニティを運営する「Kaggle」の買収を発表しました(Googleの発表、Kaggleの発表)。 KaggleのブランドとチームはGoogle Cloudのなかで引き続き存続し、コンペティションなどの運営を続けていくとのこと。 Kaggleは、企業や研究者などがデータを投稿し、世界中のデータサイエンティストらがそのデータを基に、いかに優れたモデルやアルゴリズムなどで与えられた問題を解くかを競うコンペティションなどを運営しています。 Kaggleのコンペティションは、例えば機械学習を利用してガンの兆候を早期発見する方法を競うなど、社会的に重要な問題をコミュニティを通じたクラウドソーシング的な手法とデータサイエンスのアプローチで解決することと同時に、課
「いい子に育つか、悪い子に育つか」――ユーザーがTwitterでつぶやいた言葉などを人工知能(AI)キャラクター「プレミア」に覚えさせるプロジェクト「人工知能少女育成プロジェクト CODE ZERO:PREMIERE」を、バンダイナムコエンターテインメントが昨年10~11月に実施した。育てたAIキャラを、同社が開発したゲーム「ソードアート・オンライン -ホロウ・リアリゼーション-」に登場させるのが目標だ。 約10万人のユーザーが協力し、覚えた言葉は約40万語。それらの言葉を使い、ユーザーと会話するまでに成長したプレミア。いったいどんな人工知能少女に育ったのだろうか。 「どうして、いたいけな少女にこんなすごい言葉を言わせたいんだ」――政府のサイバーセキュリティ啓発イベント「サイバー攻撃を目撃せよ!2017」(ベルサール秋葉原、3月5日)で、バンダイナムコエンターテインメントの二見鷹介プロデュ
スペインのバルセロナで開催された「Mobile World Congress 2017」で、LINE代表取締役社長の出澤剛氏は日本時間3月2日、AIプラットフォーム「Clova」を発表した。ポストスマートフォン時代に向けた布石となるもので、同社初のスマートスピーカ「WAVE」とともに、2017年初夏に提供を開始する。「Amazon Alexa」などと対抗する格好だが、ローカルでの強さが重要になるとみている。 基調講演に登壇した出澤氏は、「ポストスマートフォン、ポストディスプレイ、ポストタッチはAIになる」と切り出した。そして、「世の中を大きく変えたモバイル、インターネットのようなもの」とAIを位置づける。スマートフォン時代に生まれ、成長してきたLINEだが、スマートフォンの画面を介さないトランザクションが拡大していく中で、次の目標は「アジアをリードするクラウドAIプラットフォーム」と話す。
この記事は「STORIA法律事務所」のブログに掲載された「人工知能がコンテンツ業界に与えるインパクトを考えると冷や汗が出てくる」(2016年3月20日掲載)を、ITmedia NEWS編集部で一部編集し、転載したものです。 これ、確かにすごい。「A Neural Algorithm of Artistic Style」という論文が原理を説明してくれているようですが、数式なんかも出てきて難解そうなので、取りあえずサービスだけ利用してみました。 サービスの名前は「DeepArt」。加工したい写真と、スタイルを表す画像を1点ずつアップロードすると、人工知能がその写真をそのスタイルで加工してくれるサービスです。 例えばこちら。花を撮影した写真に静物画のスタイルを付け加えることで、元の写真の印象は残しつつ、かなり異なるイメージの写真出来上がっています。
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