ドイツに拠点を置くハッキング・コンサルティング企業「セキュリティ・リサーチ・ラボ(Security Research Labs)」によると、グーグルやアマゾンのスマート・スピーカーに対応したサードパーティ製のアプリが、密かにユーザーの音声を盗聴したり、パスワードをフィッシングしたりしている可能性があるという。 セキュリティ・リサーチ・ラボは、アマゾン・アレクサ(Alexa)用に4つ、グーグル・ホーム用に4つ、合計8つのアプリを作成した。それらのアプリがインストールされたデバイスでは、音声感知距離内の会話をすべて内密に記録し、データのコピーを特定のサーバーに送信することに成功したという。アルステクニカ(Ars Technica)によると、セキュリティ・リサーチ・ラボが作成したアプリの大半は、星占いアプリに偽装したもので、盗聴機能が仕込まれたバージョンでは、ユーザーはアプリに星占いの結果を尋ね