栄:状況は相変わらずだと思います。本を出した当時と比べ環境面で最も変わったのは、円安によって留学のコストが大きく上昇したことです。例えば、今、コミュニティ・カレッジに1年通えば学費だけで年間約9000ドルかかります。2年通って約1万8000ドル。寮を併設していないコミュニティ・カレッジならホームステイが必要で、これが月1000~1200ドルかかります。2年で最低でも2万4000ドル。これに遊興費の月およそ1000ドルが加わり、同様に2年で2万4000ドル。合計で6万~7万ドル。1ドル80円の時代ならともかく110、120円時代になると覚悟が必要な金額です。 学費とホームステイ代はともかく、なんで遊興費が月1000ドルもかかるんですか? 勉強しに行ってるんですよね。 栄:ホームステイしてコミュニティ・カレッジに通っている学生の多くは、授業が終わると学校に居場所がないんですよ。寮生活なら話は違
日本では相変わらず幼児期の英語教育が人気である。早ければ早いほどいいと信じられている第二外国語の教育だが、最新の研究によると、実際に効果があがるのは、10歳以後であるということが判明した。 第二外国語を10歳前から学んでいた子供たちと、10歳以降に学んでいた子供たちを比較した結果、言語習得や解析処理の分野を司る脳の白質構造はまったく変わりがなかったという。 研究では、10歳から第二言語として英語を学び始めたという、英国に13ヵ月以上住んでいた外国人30歳前後の人20人を対象に脳スキャンをとった。そして彼らの脳スキャンを英語しか話さない同年代の25人の脳スキャンと比べてみた。その結果、10歳から英語を学び始めた人の白質構造は、より良い状態にあることが分かった。 第二外国語を学ぶことは、認知能力を鍛えることとなる。実験を率いた英ケント大学の心理学教授クリストス・プリアチカス氏は、バイリン
「日本は英語化している」は本当か?――日本人の1割も英語を必要としていない 寺沢拓敬 言語社会学・応用言語学・外国語教育史 教育 #日本人の9割に英語はいらない#英語教育 爆笑問題の太田光氏が司会をつとめていたテレビ朝日「侃々諤々」という討論番組(2014年3月で終了)をご存知だろうか。その2月27日放送回の議題は、小学校の英語教育だった[*1]。 「小学校の英語教育は意味がない」と主張する大学英語講師・水野稚氏を、「意味がある」派の東進ハイスクール講師・安河内哲也氏と、英語教育学者・卯城祐司氏が迎え撃つという構図である。白熱した議論の一部を書き起こしてみよう。 水野 日本で結局英語を使うようになる人って、大人の1割くらいしかいないわけですよ。日本マイクロソフトの社長(元社長:引用者注)の成毛さんという方が、日本人の9割に英語はいらないと。他にもっと大事なことがあるだろうと。要するに英語が
米スタンフォード大学、2012年も無料オンライン授業の新学期がスタート、「機械学習」「ユーザーインターフェイスデザイン」「テクノロジー起業家精神」など その中でも面白そうなのが以下のコース。 Machine Learning(機械学習) Human-Computer Interaction(ヒト-コンピュータの対話) Technology Entrepreneurship(テクノロジー起業精神) An Introduction to Computer Networks(コンピュータネットワーク入門) それぞれのコースの説明を以下にピックアップしました。 Machine Learning 機械学習のコースでは、機械学習、データマイニング、統計パターン認識などが学べるとのこと。 This course provides a broad introduction to machine learn
モバイル学習 面白いのに無料で広告もなし。その仕掛けは? Mattjeacock-Istock Vectors/Getty Images アップルが発表した「2013年最優秀iPhoneアプリ」は、外国語学習サービスの「Duolingo - デュオリンゴ」だった。以来、筆者の周りでは、ドイツ語やフランス語の勉強を始めた人が明らかに増えている。 そう言う私も、デュオリンゴでスペイン語を勉強し始めた。調子はどうかって? 「エクセレンテ、ミス・アミーゴス!(最高だよ、みんな!)」 今のところデュオリンゴには、英語が母語の人向けのスペイン語、フランス語、イタリア語、ドイツ語、ポルトガル語のコースのほか、これらの言語とオランダ語、ロシア語、ハンガリー語、トルコ語を母語とする人向けの英語コースがある。今後さらに増える予定だ。 このアプリには、位置情報に基づくSNSのフォースクエアや画像共有アプリのイン
Every course has real-world projects designed to develop the skills you need to reach your career goals.
オンラインでスタンフォード大学やハーバード大学など、世界トップ大学の講義に無料で参加できるMOOC(Massive Open Online Course)が新しいオンライン教育の潮流として世界的に注目されいますが、その代表的なサービスの1つであるコーセラ(Coursera)が、ついに日本語字幕付きコースの配信を開始しました。 コーセラ社は、スタンフォード大学出身の2人の教授によって2012年に設立されたベンチャー企業で、世界中の多くの有名大学が参加しており、2013年10月現在、450を超える講座が提供され、サービス開始からの会員数はFacebookやTwitterを上回る早さで推移しています。 日本の大学では、東京大学がコーセラに参加していますが、これまでの講座は英語のみで提供されていました。 今回、コーセラ社から提供された日本語字幕付きの講座は、カリフォルニア大学サンディエゴ校の「Hu
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