Armの組み込みLinux「Mbed Linux OS」が目指すセキュアな世界:Arm最新動向報告(4)(1/3 ページ) 「Arm TechCon 2018」で発表された「Mbed」関連の最大のネタといえば、Armが提供する組み込みLinux「Mbed Linux OS」だろう。 2018年10月に米国で開催されたArmの年次イベント「Arm TechCon 2018(以下、TechCon)」において、「Mbed」の話題はそう多くなかった。理由は簡単で、Mbed関連のほとんどが、TechConと並行して開催されたイベント「Arm Mbed Connect 2018 USA(以下、Mbed Connect)」に移されてしまったからだ。 Mbed Connectというのは2016年からの名称で、それ以前は「IoT developer day」という名称で開催されていたのだが、これが名称を変え
台湾のAdvantechは、組み込みLinuxおよびAndroid OS用のオープンで統一された標準アーキテクチャを推進する「Embedded Linux&Android Alliance(ELAA)」を、他9社とともに設立すると発表した。 台湾のAdvantechは2017年3月15日(独現地時間)、ドイツのニュルンベルグにおいて、組み込みLinuxおよびAndroid OS用のオープンで統一されたアーキテクチャによる標準化されたボードの採用を、産業用組み込みやIoT(モノのインターネット)アプリケーション向けに推進する「Embedded Linux&Android Alliance(ELAA)」を、他9社とともに設立すると発表した。 設立に参加したのは、Advantechの他、AIMobile、ArcherMind、Canonical、リネオソリューションズ、Retronix、RTSo
2. 名前: wata2ki (watatuki) ◦ 元はハードウェアで画像処理をやっていましたが、現在は組 み込み屋をやっています ◦ 最近はJetson-TK1/TX1向けのアンオフィシャルYocto BSP を作り、そのうえでディスクトップ環境や別ボード向けのディス トロを動かして遊んでいます ◦ GitHub https://github.com/watatuki 4. L.F.(Linux Foundation)のプロジェクトで、正式名称は Yocto Project ◦ https://www.yoctoproject.org/ Linuxのディストリビューションを作るのに必要なツー ル・データを提供 ◦ 最終的にはpokyという名前のリファレンスディストロとして提 供される ◦ OpenEmbedded(http://www.openembedded.org
組み込み機器で用いられる「組み込みLinux」は、環境さえ整えればPCやサーバで稼働するLinuxと同様の開発が可能となります。本稿では組み込み開発の基礎知識から組み込みLinuxの環境構築、組み込み用ボードを用いたWebサーバの稼働までを紹介します。 組み込み機器へ搭載されているLinuxを一般的に「組み込みLinux」と呼び、従来のPCなどで稼働させているLinuxとは区別した表現が使われています。ただし、Linuxと組み込みLinuxに明確な違いがないのも事実で、ある程度環境が整った状態であれば、特に意識せずとも組み込みLinuxのソフトウェア開発が可能です。 ただ、環境整備が実現されていない状態からスタートして組み込みLinuxを開発するには、“組み込み”という言葉の意味するところを把握しなければなりません。本稿では組み込み開発の基礎知識から組み込みLinuxの環境構築、組み込み用
産業機器にLinuxの風、なぜルネサスがLinuxを「推す」のか:ルネサス 産業向けルネサスマーケットプレイス(1/3 ページ) マイコン性能が向上し、生産機器の「つながる化」が求められている中、産業機器へのLinux搭載が脚光を浴びている。ルネサスは対応チップ提供のみならず、マケプレの開設で産業機器へのLinux搭載を“推し”ていく。 組み込み機器や産業機器をどう「動かす」か。どのような部品を搭載し、どのような機器を対象とするかで議論のポイントは大きく変わるが、「リソースの限られるマイコンを搭載したスタンドアロンに近い製品であればRTOS」「リッチなUIやネットワーク接続が必要な製品であれば組み込みLinuxやWindows Embeddedなどの組み込みOS」を搭載して動かすという回答が一般的と呼べただろう。 あえて「だろう」と過去形で表現したのにはいくつか理由がある。1つはマイコンで
数ある組み込み機器のなかでも、タッチパネルやネットワークなどある程度リッチな機能が必要となる際に選択されることの多いOSが「組み込みLinux」である。他OSとの違いや開発にまつわる現状を解説する。 組み込み機器の中でも、ある程度の機能が要求されるデバイスになると、ソフトウェア側にも相応に配慮が必要になる。例えば最近の旅客機に搭載される多機能エンタテイメント機器。オンデマンドでの映画や音楽の再生、飛行情報や地図上での現在位置の表示といった機能がてんこ盛りになっている訳だが、これの実装を例にして考えてみよう。 まずマルチタスクOSは当然必須で、機内のVODサーバと接続するためにはネットワークスタックも必要である。そして音楽や動画のコーデックも搭載して、プレーヤーも載せなければならない。地図表示も単に世界地図上に現在位置を表示するだけの簡単なものもあれば、3Dで地形や航路を表示するものまである
歴史的な話を、前2回はしてきたが、ちょっと毛色の違う話をしてみたい。 まとめて、書こうとすると、間が空くので、ちょっとずつ、その日の、時間の許す範囲で書いて行こうかと思う。 思い出しながらも多いので、前後で辻褄が合わないこともあろうかと思うが、そこは、行間を読んでいただくしかない。 とりあえず、LinuxとRTOSについて。。。これも、シリーズ化するかも。。だけど、今回は、携帯のソフト開発で、"面白かった"ところをいくつか。 この話は、ある程度、ソフト開発者にとって、役に立つ話かもしれない。 1.RTOSベースの開発に、Linux系の技術者を使ったらどうなったか? Linuxを本格的に使う前に、ソフトの開発者不足で、PCやサーバ系から人を集めた際に、起こったことである。 これは、必ずしも、Linuxにかかわらず、いわゆるマルチプロセスタイプの"高級"OS上のアプリを書いていた人に共通する問
2017 年 09 月 26 日 米子高専にLinux OSを無償提供し、技術教育を支援 2017 年 09 月 21 日 企業向けシステムバックアップ製品「MIRACLE System Savior」が最新のHPE ProLiant Gen10 サーバーに対応 2017 年 08 月 30 日 IoT機器のセキュリティを強化する「セキュアIoTプラットフォーム®」をウェアラブルIoTブランド「hamon®」を展開するミツフジが採用 2017 年 08 月 07 日 NTT データ、ミラクル・リナックス、サイバートラストが IoT ×エッジコンピューティング分野で協業 2017 年 07 月 26 日 IoT機器の統合管理基盤の提供に向けて米ラムバスと基本合意書を締結 2017 年 07 月 20 日 IoTビジネス強化に向けた合併のお知らせ 2017 年 07 月 20 日 Announ
PCやサーバだけがつながる時代ではなく、IoT(Internet of Things)という言葉に代表されるように、さまざまなモノがインターネットに接続されるようになった今、さまざまな活用事例と新たな価値が生まれている。つながるモノの種類は多岐にわたっており、監視カメラや複合機、自動販売機、腕時計形を始めとしたウェアラブルデバイスなどそれこそ列挙にいとまない。 関連記事 機器の寿命は作り手次第!? IoTで最も重要な機能は何か 「モノづくりに携わる人」だからこそ、もう無関心ではいられない情報セキュリティ対策の話。第6回のキーワードは「暗号」です。安全なやりとりを実現する暗号化の仕組みは、ネットワークに接続される機器が爆発的に増加するIoT時代に重要なトピックでもあります。 「IoTのセキュリティ」が大切な理由 「Internet of Things」(IoT)による明るい未来、美しい物語が
いかがですか? 「へぇ~、結構使われてるじゃん!」と少しは興味を持っていただけましたか? 実際に、BusyBoxが組み込みLinuxをベースとしたさまざまな機器に搭載されていることを理解していただいたところで次にいきましょう。 なぜ組み込みにBusyBoxが使われるのか? 前述の内容で、BusyBoxが組み込みLinuxをベースとしたさまざまな機器に採用されていることが分かったと思います。 次に、「じゃあ、なぜ“組み込みLinuxの世界”でBusyBoxが広く使われているの?」という疑問がわいてくるのではないでしょうか? その理由は以下の2つにあります。 ファイルサイズを削減できる コンパイル作業が簡単 これだけではイメージしづらいと思いますので、以下でもう少し詳しくこの2つについて解説します。 ファイルサイズを削減できる 組み込み機器の場合、システムファイルを格納する補助記憶装置として、
musl has moved to a new domain: musl.libc.org. The new site simplifies and cleans up design, works on mobile browsers, credits sponsors, and brings important information to the main page. This landing page will be converted to a redirect once all content is moved. The (mostly unmaintained) libc comparison is still available on etalabs.net.
Small. Simple. Secure. Alpine Linux is a security-oriented, lightweight Linux distribution based on musl libc and busybox. Alpine News 2024-07-02 Restart required for sshd after upgrade to 9.8_p1 on edge 2024-06-18 Alpine 3.20.1 released 2024-06-18 Alpine 3.17.8, 3.18.7 and 3.19.2 released 2024-05-22 Alpine 3.20.0 released 2024-03-31 Backdoor found in xz package source 2024-01-26 Alpine 3.19.1 rel
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サンディエゴ発--Linuxの生みの親であるLinus Torvalds氏は、Linux Foundation主催のイベント「Embedded Linux Conference」と「OpenIoT Summit 2016」(同時開催)で、IntelのLinuxおよびオープンソース担当チーフテクノロジストであるDirk Hohndel氏と対談した。Torvalds氏が組み込みLinux関連のカンファレンスで登壇するのはこれが初めてのことだ。 組み込みLinuxが今まで重要視されていなかったというわけではない。市販されているほとんどすべてのデジタルビデオレコーダーやWi-Fiルータの内部では、Linuxが稼働している。しかし、かつてはプログラマーの好む話題でしかなかった組み込みLinuxが、モノのインターネット(IoT)のおかげで、近い将来に皆が使うものへと変わりつつあるという大きな認識の変化
1. 組み込みLinuxカーネルの構築時にこれだけは知っておかなければならない項目 1.1 コンフィグレーションの項目 それでは、カーネルのコンフィグレーションの項目を順番にみていきましょう。もちろん、誌面の都合によりすべてを網羅することは出来ませんので、最低限知っておかなければならない項目について説明します。本原稿執筆時点では、バージョン2.4.18がリリースされていますのでそれをもとに説明します。 まず、前回と同様に図1のように入力してコンフィグレーション画面を表示させましょう(図2)。ここで、なぜmake xconfigではないのかと、いきなり疑問に思われた方もいるかと思います。なぜならば、make xconfigの場合、アーキテクチャにも依存しますがコンフィグレーションスクリプト自身にバグがある場合が認められるためです。本章では、コンフィグレーションの信頼性を重視するために、mak
印刷する メールで送る テキスト HTML 電子書籍 PDF ダウンロード テキスト 電子書籍 PDF クリップした記事をMyページから読むことができます 組み込み用途のOSを手がけるウインドリバーは11月4日、今後成長が見込まれるIoT(Internet of Things)市場に向けて、OSのラインアップを拡張したと発表した。 新たに、マイコン(MCU)を搭載したIoTセンサ向けに最小実装サイズを4Kバイトとした「Wind River Rocket」と、LinuxをベースにIoTデバイス向けに軽量化した「Wind River Pulsar Linux」の2つを用意した。いずれも無償で利用できる。これに合わせて、IoTデバイスの開発、検証、デプロイ機能をクラウド上で提供する新サービス「Wind River Helix」も用意した。
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