6月3日に開会した兵庫県議会は10日間という短い会期ながら、斎藤元彦知事(47)と議会によるバトルの“天王山”と位置付けられている。そんな中、追及のカギとなり、知事の命運を握る最重要人物に浮上しているのが、かつての「最側近」だという。 【写真を見る】“お土産”を「俺がもらっていく」と堂々お持ち帰り 高級ガニを手に満面の笑みを見せる“パワハラ疑惑”の斎藤知事 *** 斎藤知事が情報漏洩を指示した可能性「知事本人が全く辞めるつもりがないので、もはや司直の手を借りて辞職を促すほかないと考えています。県の第三者委員会によって先日、情報漏洩(ろうえい)が認定された元総務部長に対し、議会が主体となって地方公務員法(守秘義務)違反で刑事告発すべきだとの声が急速に広がっています。仮に側近が刑事罰に問われれば、知事も“知らぬ存ぜぬ”では済まされなくなる」 こう語気を強めて話すのは、最大会派・自民党所属のベテ
