結論:Executive Summary 原作者が『ニューロマンサー』の冒頭で伝えたかった色とは、日本語で俗に「テレビの砂嵐」と称される灰色系統の色です。 それ以外にありえません。 ※画像は、ja.wikipedia.orgより 港の空の色は、空きチャンネルに合わせたTVの色だった。 という『ニューロマンサー』(ウィリアム・ギブスン 原著1984, 邦訳1986)の冒頭の一文に関する記述をWebで調査しての結論です。 1.新説(珍説)の拡散 そこでの「空の色」が、実は快晴イメージの「青」だとする説があることをツイッター経由で知りました。 拡散の発端となったと思われるツイートがこちらです。 ニューロマンサーの「港の空の色は、空きチャンネルに合わせたTVの色だった。」って冒頭、長いこと砂嵐の灰色をイメージしてたけど、アメリカのテレビの空きチャンネルは真っ青つまり快晴のイメージだったらしいと聞い