三省堂書店で行われたトークショー「ゴーレム降臨!アルフレッド・ベスターに学ぶSF史」に 行ってきました。 SF作家アルフレッド・ベスターの最強/最狂作と名高い『ゴーレム100』の出版を記念して、 特殊翻訳家・柳下穀一郎氏と、「日本のデビッド・リンチ王」こと評論家の滝本誠氏による ベスター談義が行われるという企画です。 (ちなみに『ゴーレム100』と書いて「ゴーレム百乗」と読みます。念のため付記。) 受付で本を受け取って会場に入ると、客席はおよそ八分どおりの入りといった感じでしたが、 翻訳者の某氏や評論家の某氏など業界人の顔がちらほら。 他にもいっぱい関係者が来てたんでしょうけど、素人の私にはわかりません。 やがて柳下氏と滝本氏が入場し、柳下氏の司会でトークショーがスタート。 冒頭で滝本氏からリンチの『ロスト・ハイウェイ』とベスター『ゴーレム100』の共通項として 「性的な遁走(フーガ)」と