新型コロナウイルスの感染が急拡大する中、中等症の患者を受け入れている都内の病院では、用意した病床を上回る患者が入院するなど、対応に追われています。 東京・杉並区にある「河北総合病院」は、新型コロナウイルスの患者に対応する基幹病院の1つで、本院と近くにある分院で中等症までの患者を受け入れています。 病院では新型コロナの患者のために43床を確保していますが、1週間ほど前から入院患者が増え28日の時点では、46人が入院しています。 家庭内で感染するケースも多いため、家族は同じ病室に入院してもらうなどして対応しているということです。 年代別では、30代までの若い世代が全体の3分の2を占めているほか、40代や50代の患者が重症化して別の病院に転院するケースもあるということです。 また、1歳未満の赤ちゃんも6人入院し、感染を防ぐガウンを着た看護師が抱っこしてミルクを与えるなどしていて、入院患者の増加で
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