前回までは、調査対象者のサンプリングや回収率による偏り、標本誤差といった話をしてきました。今回は「調査方法や内容に潜む罠」と「チェックの重要性」に関してお話しします。 同じ内容の調査をするにも、さまざまな実施方法があります。費用や日程などとの兼ね合いで最良の方法を選択するのですが、定量的な調査では、対面調査(訪問面接調査、電話調査など)と非対面調査(郵送調査、インターネット調査など)、機械式調査(インターネット視聴率調査、テレビ視聴率調査)があります。 調査方法の種類と考えられる落とし穴対面調査には「メイキング」の可能性があるここで言う対面調査とは、調査対象者と調査員が直接話をして、調査員がアンケート用紙に回答を書き込む方式を指すことにします。上で挙げた方法の中では、訪問面接調査と電話調査が該当します。 訪問面接調査では、調査協力者のお宅に伺って、調査協力者に質問をしながら回答を引き出しま
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