テレ朝の番組を無断で証拠申請 秋田・藤里事件で検察2008年12月17日22時52分印刷ソーシャルブックマーク 秋田県藤里町の連続児童殺害事件の控訴審公判で、仙台高裁秋田支部(竹花俊徳裁判長)は17日、テレビ朝日が放送した畠山鈴香被告(35)のインタビューを録画したDVDを証拠に採用した。検察側が無断で証拠申請していた。テレビ朝日広報部は「番組の内容が報道目的以外で使用されたのは極めて遺憾」としている。 証拠採用されたDVDは、06年5月の米山豪憲君(当時7)殺害事件直後のインタビューで、同年7月17日に放映されたもの。畠山被告が豪憲君殺害について関与を否定する話をしている内容だった。 検察側は公判後に「被告の話に一貫性がないことを立証するためのもの」と説明した。 アサヒ・コムトップへニューストップへ