ヤクルトのバレンティンが49年ぶりにシーズン最多本塁打記録を更新し、大きな盛り上がりを見せたセ・リーグ。その一方で、パ・リーグのある球団スコアラーは次のように語った。 画像つきの記事はこちら> 「確かに、今シーズンのバレンティンのバッティングは素晴らしい。技術的にも、精神的にも、さすが記録を塗り替えただけのものはあります。しかし……それにしてもちょっと打たれすぎですね。バレンティンに対しての基本的な攻めは、インコースの厳しいところを突いて、外の変化球で勝負。セ・リーグの投手を見ていると、インコースの厳しいところに攻めきれていない。だから思い切り踏み込まれ、ホームランを打たれるんです」 そしてこう続けた。 「ホームランもそうですが、村田修一(巨人)が8月にセ・リーグ記録となる月間46安打を打ちましたよね。いくら村田の調子が良かったとはいえ、彼はアベレージヒッターではありません(2012年