フィリピン南部ミンダナオ(Mindanao)島タグム(Tagum)市で、植林プログラム用のマングローブの苗木を調べる公務員(2008年4月21日撮影、資料写真)。(c)AFP/ROMEO GACAD 【9月28日 AFP】フィリピン南部ミンダナオ(Mindanao)の環境当局は27日、1時間に植える苗木の数の世界記録を更新したとの認識を示した。 国の植林プログラムの一環で1時間に約320万本の苗木が植えられたという。ギネス世界記録(Guinness World Records)の認定には数週間かかる見通しだが、当局は2011年8月15日にインドで達成された1時間に190万本という従来の記録を破ったとの自信を表明した。 当局者のマーク・フラガダ(Marc Fragada)氏がAFPに語ったところによると、植林活動はミンダナオ島内の6か所で行われ、公務員や学生、ボランティアなど16万人が取り組
(A)樹皮上にゼリーに覆われた卵塊を産みつける雌成虫。 (B)卵塊の拡大像。ゼリー層から突き出す呼吸管が見える。(C)単離した卵。矢印は呼吸管を示す。(D)ゼリーに群がる1令幼虫(産業技術総合研究所の発表資料より)[写真拡大] 産業技術総合研究所の深津武馬首席研究員らによる研究グループは、クヌギカメムシの卵を覆うゼリー状物質の成分や機能を明らかにした。 カメムシ類は農作物の害虫も多く存在しており、農業的にも経済的にも重要な昆虫群であると考えられている。その中でも、クヌギカメムシは晩秋にクヌギなどの樹幹にゼリー状物質に覆われた卵塊を産みつけ、幼虫が厳冬期の2月頃に孵化してこのゼリーのみを摂食して3令まで成長する。このようなクヌギカメムシの習性は100年近く前から知られていたものの、これまで本格的な研究はおこなわれてこなかった。 今回の研究では、クヌギカメムシの卵塊のゼリーを除去して実験室内で
東北大学と中島田鉄工所が開発する「FREEDOM」が、国際宇宙ステーションの日本実験棟「きぼう」から超小型人工衛星を放出するミッションに採択された。 地球周回軌道へ投入される超小型人工衛星の数は増加の一途を辿ると予測されており、運用が終了した人工衛星が宇宙ゴミ(スペースデブリ)とならないための技術が求められている。 「FREEDOM」は、一辺の長さが約10cmの立方体、質量は約1.3kgの超小型人工衛星で、「きぼう」から放出された後に1~1.5m四方の薄膜を展開する。そして、宇宙空間にわずかに存在する空気抵抗を利用して軌道を離脱して、地球大気圏へ突入する実証試験を試みる予定である。 最終的には50kg級超小型人工衛星を高度約900mから25年以内に軌道離脱させる性能の実現を目指しており、2016年の4月~6月に国際宇宙ステーションに輸送されることになっている。
柔道整復師として整形外科河村医院(大阪市港区)に勤務する綿村礼さん(26)。柔道整復は、日本古来の武道である柔道を起源にしており、西洋医学を取り入れて発展した。骨折や捻挫、脱臼などのけがに、手技などを用いて施術する。 高校卒業後、東洋医療専門学校(大阪市淀川区)に入学。「柔道整復師を目指す女性は少ないとのイメージがありますが、私の在学時は3分の1以上が女の子で、和気あいあいと学生生活を送りました」と振り返る。柔道整復師の名の通り、「授業には柔道もありました」とも。「私は強くなかったんですが、クラスメートが大会に出るときは応援にいきましたよ」。 青春真っ盛りの学生生活だが、綿村さんは、接骨院でアルバイトもしていました。「資格をとったあと、すぐ働くのでは分からないことも多いのではと。『見て学ぼう』と思って」。アルバイト先で患者の実例を目にするとともに並行して専門学校で学ぶことは、大きな糧になっ
お酒に弱い体質の遺伝子型を持つ人は、心筋梗塞(こうそく)になったときに心臓のダメージが大きくなりやすいとする研究結果を、米スタンフォード大のチームがまとめた。ヒトのiPS細胞を使った実験で確かめたという。論文を米医学誌サイエンス・トランスレーショナル・メディシン電子版に発表した。 お酒に強いか弱いかは、悪酔いの原因となる物質アセトアルデヒドを分解する酵素をつくる遺伝子の型に左右される。遺伝子に変異があって、その酵素をうまくつくれないタイプの人はお酒に弱くなる。こうしたタイプは東アジアの日本人や韓国人、中国人に多い。 チームは、東アジア系でお酒に弱い遺伝子タイプの5人と、そうではない5人の皮膚の細胞からiPS細胞をつくり、心筋細胞に変化させて性質を調べた。この酵素は心筋梗塞になったときに出てくる活性酸素の解毒にもかかわっていて、お酒に弱いタイプでは心筋細胞でもこの酵素がうまく働かず、細胞が死
サービス終了のお知らせ SankeiBizは、2022年12月26日をもちましてサービスを終了させていただきました。長らくのご愛読、誠にありがとうございました。 産経デジタルがお送りする経済ニュースは「iza! 経済ニュース」でお楽しみください。 このページは5秒後に「iza!経済ニュース」(https://www.iza.ne.jp/economy/)に転送されます。 ページが切り替わらない場合は以下のボタンから「iza! 経済ニュース」へ移動をお願いします。 iza! 経済ニュースへ
緊急被ばく医療拠点が2倍超に 2014年9月28日 原発事故などが起きた時に患者を受け入れる拠点として全国の自治体が指定した「緊急被ばく医療機関」は8月時点で201機関に上り、東京電力福島第1原発事故前(83機関)に比べて約2・4倍に増えたものの、人材不足や機材の未配備など多くの課題を抱えていることが28日、共同通信の調査で分かった。 原子力規制委員会は福島の事故を教訓に医療体制を見直しているが、3年半たっても具体像を示さないため、検討中とした自治体も多かった。政府は九州電力川内原発(鹿児島)をはじめ全国の原発の再稼働を進めるが、有事に住民らを守る医療の確立が急務だ。
長野県と岐阜県の医療機関では、27日から28日にかけて救助された登山者たちが搬送され手当てを受けています。 長野県木曽町の「県立木曽病院」では27日から28日にかけて、男女合わせて34人が手当を受けたということです。 28日午前中には、自衛隊のヘリコプターで救助された男女2人が搬送され、このうち52歳の女性は灰を吸い込んで、のどをやけどしていて、自力で歩くことができない状態だということです。 一方、57歳の男性は灰を吸い込んで気分が悪いと訴えているものの自力で歩けるということです。 この2人をはじめ、重傷の人などは松本市の信州大学医学部附属病院などに送られたということです。 「信州大学医学部附属病院」では、男性2人が入院しているほか、28日になってヘリコプターで搬送されてきた女性1人が治療を受けていて、いずれも命に別状はないということです。 また、伊那市の「伊那中央病院」には、30歳の男性
9月11日、朝日新聞社の木村伊量社長は記者会見で慰安婦問題、東電「吉田調書」スクープの2つの誤報記事について謝罪した。今年1月に各紙が報じたSTAP細胞発見の「虚報」と同じく、日本社会に大きなダメージを与えた歴史的な誤報事件である。 ただし、犬が人を噛(か)んでもニュースにならないという喩(たと)えを引くまでもなく、新聞誤報が大きなニュースになる現状は、新聞で誤報は例外であるという認識がなお一般読者に共有されていることを意味している。速報性や情報量では放送やネットに劣る新聞にとって信頼性こそ最大のセールスポイントなのだ。 それゆえ、誤報の原因について各紙でさまざまな議論が紹介されている。裏づけ取材の不足、記者の思い込み、その底にある特ダネ意識、脆弱(ぜいじゃく)なチェック体制などだが、それらはこれまで何度も指摘されてきたことだ。それが繰りかえされている以上、誤報は今後も必ず起こることであり
長野県側から撮影した、噴煙を上げる御嶽山(Mount Ontake、2014年9月28日撮影)。(c)AFP/KAZUHIRO NOGI 【9月28日 AFP】27日の昼前に噴火した御嶽山(Mount Ontake、3067メートル)では28日早朝、白い噴煙が上がり続ける中、山に取り残された人たちの救助活動が再開された。 NHKは火山灰に埋もれた7人が意識不明になり、1人は救助されたが6人は火山灰に埋もれたままになっていると伝えた。NHKによると42人が重軽傷を負ったとみられている。 27日には1人が死亡したとの報道もあったが、消防当局は死者は確認されていないと発表した。 地元自治体の関係者によると、具体的な人数などの詳細は未確認だが、27日夜は登山者45~49人が山小屋で一夜を明かしたとみられている。そのうち23人は28日朝、麓の登山口と山頂をつなぐ登山道を通って自力で下山した。 また、
(CNN) エボラ出血熱の感染が深刻化するアフリカ西部リベリアの保健省当局者は28日までに、同省の首席医務官を21日間隔離する措置が講じられたと発表した。医務官の補佐役が25日、エボラ熱で死亡したことに伴う処置。 保健省本庁も消毒のため閉鎖されたが、26日に業務が再開された。 同省当局者によると、男性の補佐役には10日前ごろから症状が出始めたという。女性の首席医務官が補佐役と最後に接触したのは13日前だった。 世界保健機関(WHO)の声明によると、西アフリカ諸国で猛威を振るうエボラ熱による犠牲者は3083人に達した。感染者は6553人。ギニア、リベリアとシエラレオネの各保健省が今月23日までに示した数字に基づきまとめた。 リベリアのエレン・サーリーフ大統領は最近、国連での演説で同国のエボラ熱の犠牲者1700人以上のうち少なくとも85人は医療関係者であることを明らかにしていた。
リベリアの首都モンロビア(Monrovia)の道路脇の壁の書かれた「ストップ・エボラ(Stop Ebola)」のメッセージとその前を通り過ぎる女性(2014年9月25日撮影、資料写真)。(c)AFP/PASCAL GUYOT 【9月28日 AFP】世界保健機関(WHO)は27日、西アフリカで猛威を振るっている史上最悪のエボラ出血熱の流行で、エボラウイルスの感染が確認された6500人以上の人のうち半数近くに当たる3000人以上が死亡したと発表した。 WHOが公表した最新のデータによると、西アフリカ5か国での感染者は疑い例を含めて6574人に上り、うち3091人が死亡した。今月21日までのデータとして25日に発表された感染者数は疑い例を含めて6263人、死者数は2917人だった。 WHOは、直近のデータとその前に公表したデータの人数の違いは必ずしもその期間中に新たに感染、または死亡した人の数を
世界保健機関(WHO)は28日までに、西アフリカで流行するエボラ出血熱の開発中のワクチンについて、安全性が確認されれば年明けにも一般患者らに本格使用できるとの見通しを示した。 使用が検討されているのは2種類。うち英製薬大手グラクソ・スミスクラインと米国立衛生研究所(NIH)が共同開発しているワクチンは、年明けまでに1万人分が使える状態になるとしている。WHOは、ワクチンの安全性を確認した上で、11月にも医療関係者らへの使用を開始し、年明けには一般の患者にも門戸を広げたい考えだ。 ただ、WHOのキーニー事務局長補はワクチンの安全性について「サルへの実験では非常に良い結果が得られているものの、サルは人ではない」として、慎重に見極める方針だ。 米疾病対策センター(CDC)は、対策が強化されなければ感染者数が来年1月までにリベリアとシエラレオネだけで55万~140万人に達すると推計している。(共同
長野と岐阜の県境にある御嶽山の噴火で、警察や自衛隊などは、山頂付近で救助活動を進めた結果、これまでに心肺停止になっている31人の登山者らを確認したということです。 警察や自衛隊は、硫黄の臭いが強いことなどから山頂付近での救助活動を中断し、下山を始めました。 被害情報 御嶽山の噴火で、警察や消防それに自衛隊は、28日朝から合わせて550人の態勢で救助活動を再開し、午前11時半ごろ山頂付近に到着しました。 警察によりますと、救助に入った警察官などが山頂付近で心肺停止になっている31人の登山者らを確認したということです。 このうち、4人について山のふもとに向けて搬送していて、ほかの人たちについてはどのように搬送するか検討するとしています。 警察や自衛隊は、硫黄の臭いが強いことなどから山頂付近での救助活動を中断し、下山を始めました。 警察などは、ほかにも安否の確認ができない人がいないか情報収集を進
中堅の医薬品メーカー「JCRファーマ」(兵庫県芦屋市)は26日、培養した細胞で病気を治す再生医療製品について、国へ製造販売の承認を申請したと発表した。 同社によると、細胞を治療薬として使う製品の申請は国内で初めてとなる。 この細胞が治療の対象にするのは、骨髄などの移植に伴って入ってきた他人の免疫細胞が患者の体を攻撃する「移植片対宿主病」という病気。免疫の過剰な働きを抑える体内の幹細胞を健康な人から採取、培養で増やしたうえ患者へ点滴で投与する。2011~13年、重症患者25人を対象とした最終段階の臨床試験(治験)を実施した結果、15人で症状の改善が見られた。 医療目的で細胞に培養などの加工を施したものは、11月に施行される改正薬事法で「再生医療製品」として分類される。
英国医薬品庁(MHRA)は、EU内の副作用情報収集を目的に、スマートホン(スマホ)やSNS(ソーシャル・ネットワーキング・サービス)などを活用する新規システムを開発するための3年越しのプロジェクト「WEB-RADR」を発足させる。MHRAが、9月5日発表した。 MHRAは、英国以外の規制当局や学会、医薬品業界に働きかけ、全欧州での取り組みとする考え。このプロジェクト発足の背景には、スマホや多彩なアプリケーション、SNSの普及を有害事象や副作用(ADR)発現情報の収集に活用しようという狙いがある。 「WEB-RADR」では、医療従事者や消費者が副作用と疑われる有害事象を各国規制当局に報告できるようなモバイルホンのアプリケーションを開発する。また、同プロジェクトでは、潜在的な医薬品安全性の問題を発見するために公的に利用できるソーシャルメディアのデータの活用性も探る。なお、同プロジェクトで使用さ
気象庁によりますと、御嶽山では今月9日に火山性の地震が10回に達し、10日には52回、11日は85回の火山性の地震を観測しました。 火山性の地震の回数が1日に80回を超えるのは、前回の噴火の2007年以来で、その後も火山性の地震は1日に7、8回から20回を超える状態が続きました。 気象庁は今月11日と12日、それに16日の3回にわたって火山性の地震が増加しているとして「火山解説情報」を出して、火山活動の推移に注意するよう呼びかけました。 27日も火山性微動が始まる午前11時41分までに、6回の火山性の地震が観測されていました。 さらに噴火をきっかけに火山性の地震は急激に増加し、その後、午後5時までの間に313回の火山性の地震が観測されました。
アメリカ西部モンタナ州で、国内では栽培が認められていない遺伝子を組み換えた小麦が大学の試験農場に生えているのが見つかり、アメリカ農務省は詳しい調査に乗り出しました。 アメリカ農務省によりますと、見つかったのは、大手のバイオテクノロジー企業「モンサント」が2000年から2003年にかけてモンタナ州の大学の試験農場で政府の許可を取って一時、試験栽培していた遺伝子組み換えの小麦です。 この小麦は、遺伝子組み換えによって農薬に強くした品種で、開発はすでに中止され、販売目的での栽培や流通も認められていませんが、ことし7月、試験農場の中で生えているのが見つかりました。 このため農務省では、開発が中止された小麦が10年以上たった今なぜ見つかったのか詳しい調査に乗り出しました。 遺伝子組み換えの小麦は、去年、オレゴン州の農場でも過去に試験栽培されていた品種が見つかり、日本は、オレゴン州でとれる一部の小麦の
御嶽山の噴火の際の映像を専門家が分析した結果、山の南側の斜面では、岩石などの噴出物によって低温の火砕流が発生していたとみられることが分かりました。 専門家は、火砕流の温度が低く、マグマが関与していない可能性もあるとして、今後、さらに火山灰などを詳しく調べる必要があると指摘しています。 火山学が専門で、昭和54年の御嶽山の噴火の際にも調査を行った東京大学の荒牧重雄名誉教授は、NHKが上空から撮影した映像や国土交通省が撮影した映像を分析しました。 上空から撮影した映像からは噴煙の色が比較的白く、水蒸気が多いとみられるということで、昭和54年の噴火と同様、水蒸気が熱せられて発生する「水蒸気噴火」の特徴が強くみられるということです。 一方、山の南側の斜面を撮影した国土交通省のカメラの映像からは、噴煙が一気に流れ下り、先端部分では白い煙が立ち上っているのが確認できました。 荒牧名誉教授によりますと、
空へ上昇し切らず、下方へ向かった噴煙は、固形物を比較的多く含む「広い意味での火砕流だった」と、気象庁や専門家らはみている。 火砕流は数百度に上るものから比較的低温のものまであり、今回の火砕流の性質はまだ分かっていない。産業技術総合研究所の中野俊・上級主任研究員(火山地質学)は、国土交通省のカメラの映像で、流れ下る噴煙の先端部から上に向かう噴煙が生じていたことに注目し、「噴煙の内部に高温の火砕流があった」と推定している。
国立がん研究センター東病院は、がん患者に占める高齢者の割合が7割に上り、介護に当たる家族も高齢者というケースが増えていることから、患者とその家族1000組への大規模な対面調査を行い、支援策を検討する取り組みを始めました。 日本人の死因の第1位を占めるがんは、現在、患者の7割を65歳以上の高齢者が占め、患者を自宅で介護する家族も高齢者というケースが増えています。 このため、国立がん研究センター東病院は、高齢のがん患者と家族が抱える問題を把握し、支援策を検討する新たな取り組みを始めました。 具体的には、高齢のがん患者とその家族1000組に聞き取りを行い、治療法などを決める際にどのような情報を求めているかや、ここ数年増えている通院による抗がん剤治療などの際にどのような支援が必要なのかなど、60項目以上について聞き取ります。 今後、数年をかけて調査を行い、支援策をまとめていくということで、国立がん
世界の7%に当たる110の活火山を有する火山大国、日本。そのうち、御嶽山を含む47の火山は「今後100年程度の中長期的な噴火の可能性」があるため、気象庁が地震計やカメラなどを設置して、24時間体制で監視している。 気象庁によると、最近の噴火での災害には、平成23年1月、九州南部・霧島火山中央部に位置する新燃岳(しんもえだけ)が噴火、40人以上が負傷し、降灰で農作物にも被害が出た例がある。有珠山(北海道)や雄山(三宅島)でも12年に噴火があり、住民が避難した。 平成に入って特に被害が大きかったのは、3年6月の雲仙普賢岳(長崎県)の噴火。取材に当たっていた報道関係者や火山学者ら43人が火砕流に巻き込まれ、死亡・行方不明となった。 気象庁の記録によると、18世紀以降、日本で10人以上の死者・行方不明者が出た火山災害は20事例ある。最大の災害は寛政4(1792)年、雲仙岳で地震や岩屑(がんせつ)な
写真 もっと医療面水虫大好き、じめじめの季節 爪も感染?のみ薬で根治(2019/6/26) 梅雨になり、気温と湿度が高い日が続く。水虫の原因である白癬(はくせん)菌は、じめじめとした環境が大好きだ。特に注意したいのが爪に感染する…[続きを読む] ありえない!信じられない! その口癖、大丈夫?[医療・介護のためのアンガーマネジメント](2019/6/25) 救急隊、家族が蘇生断ったら 消防本部に中止容認広がる[ニュース・フォーカス](2019/6/25) 迫る最期、義母を前に揺らいだ 城戸真亜子さんの選択[ニュース・フォーカス](2019/6/25) 清原和博さん「今も突然…」 苦しい時は住職にSOS[ニュース・フォーカス](2019/6/24) 降圧薬を30年、近ごろ血圧が乱高下 低すぎると動けず[どうしました](2019/6/26) 難治性むち打ちで原因不明の症状 低周波の電気
「クリニックに行ったその日に手術を迫られた」「宣伝より高額の費用を請求された」――。美容医療の契約や販売方法に関して全国の消費生活センターなどに寄せられた苦情が過去10年で2.7倍に増えたことが27日、消費者庁と国民生活センターへの取材で分かった。美容医療をめぐっては患者が健康被害を訴えるケースも多い。消費者庁が各地で寄せられた過去10年分の相談を分析。2004年度は651件だったが、13年度
スーパーモデルのアンドレイ・ペジックPhoto by Monica Schipper/Getty Images [映画.com ニュース] 中性的な美貌で「世界一美しい男性モデル」と呼ばれ、アンドロジニーとして活躍したスーパーモデルのアンドレイ・ペジック。今年初めに性別適合手術を受けて女性(アンドレヤに改名)になったことを公表したが、自身の半生と性転換に関する長編ドキュメンタリーの製作を企画し、米クラウドファンディングのキックスターターで資金を募っている。 現在23歳のアンドレヤは、男の子としてボスニア・ヘルツェゴビナに生まれ、内戦後には難民キャンプで暮らした経験を持つ。その後、8歳のときに家族とともにオーストラリアに移住した。アンドレヤは、幼い頃から女の子になりたいと願い、すでに13歳の時点で医師と面談したり、手術に関する情報を集めたりして準備を整えてきたという。モデルになったのも、当初
27日に噴火した長野と岐阜の県境にある御嶽山は、一夜明けた28日朝も噴火が続いているとみられる。 28日午前4時半頃、山岳救助隊や災害時に派遣される医療チーム「DMAT」など計25人が、取り残されている登山者などを救出するため、岐阜・下呂市の小坂登山口を出発した。取り残された登山者や管理人などは35人で、山頂近くの五の池小屋で一夜を明かしていて、一部の救助隊は、既にこの小屋に到着したという。 登山者のうち、40歳前後の女性1人は鎖骨が折れていて、骨折した部位の出血が激しく、危険な状態だということで、他にも6人が重軽傷を負っている。 また、28日午前6時過ぎに、ケガをしていない登山者ら6人が小屋を出発、自力で下山を開始している。
秋の紅葉を楽しみながら頂上にたどり着いた登山者を、恐怖が襲った。週末の27日に噴火した御岳山。突然立ち上った黒煙と、降り注ぐ石や灰に大勢が逃げ惑った。好天に恵まれた絶好の登山日和は暗転し、火山灰にまみれた登山者は疲れ切った表情で下山。家族は、山中に取り残された人の安否を気遣った。 「目の前で人がどんどん(火山灰で)埋まった」。木曽郡木曽町三岳の黒沢口六合目の駐車場に、火山灰にまみれてたどり着いた駒ケ根市の女性(58)は、ショックを隠せない様子で語った。仲間2人との日帰り登山。噴火時は頂上の剣ケ峰にいた。「バーン」と音がし、火山灰と石が落ちてきて周囲は暗闇になった。 頂上にいた数十人は神社の狭い軒下へ。入れない登山客はあっという間に灰に埋もれた。「軒下に入れるかどうかが分かれ目だった」。仲間と1時間ほど待ち、近くの小屋に避難してほかの登山者と下山した。 「これは危機的だ」。王滝頂上山荘
27日午前11時53分ごろ、木曽郡王滝村と岐阜県境にある御岳山(3067メートル)が噴火した。長野県によると、山小屋関係者の情報として意識不明とみられる人が7人、骨折などのけがをした人が33人おり、同日夜も複数の山小屋や登山道にとどまっているとしている。ほかに多数の軽症者がいる。この日は数百人が入山したとみられ、長野県警によると、同日夜までに約230人が下山したとの情報がある。 紅葉シーズンの週末で、噴火に伴う噴石や火山灰が多くの登山客を襲った。 御岳山の噴火は有史以来、4度目。県内の火山活動で複数のけが人が出たのは1962(昭和37)年、北アルプス焼岳の噴火で4人が負傷して以来。 国土交通省中部地方整備局によると、山頂付近の少なくとも3カ所で噴煙が上がり、王滝村設置のカメラ映像で南側斜面を噴煙が3キロに渡って流れ下るのを確認した。 三宅康幸・信州大教授(火山地質学)は「仮に水蒸気
御嶽山の噴火で、岐阜県側の山小屋に避難していた登山者などは28日午前7時前までに下山を始め、救助に向かっている警察官などと途中で合流する予定です。 岐阜県警察本部によりますと、御嶽山の山頂付近には灰が積もって足元が悪く、岐阜県側の山頂付近にある山小屋の「五の池小屋」では、骨折した疑いのある男女2人を含む登山者など35人が、27日夜は下山せずに一夜を過ごしました。 このうち、山頂付近で捜索を続ける予定の警察官2人を除き、登山者と山小屋のスタッフ合わせて33人が午前7時前までに下山を始めたということです。 一行は岐阜県側の登山口から徒歩で救助に向かっている警察の山岳警備隊や医師、下呂市の職員などと途中で合流する予定です。 また、登山口では高山赤十字病院の医師や看護師などで作る災害派遣医療チーム=DMATや消防の救急車が待機しています。
リリース、障害情報などのサービスのお知らせ
最新の人気エントリーの配信
j次のブックマーク
k前のブックマーク
lあとで読む
eコメント一覧を開く
oページを開く