世耕経済産業大臣は18日の閣議のあとの会見で、原子力発電所から出るいわゆる「核のゴミ」の処分場の選定に向けて、調査の対象になりうる地域を色分けした全国地図について、今月中にも公表するという見通しを明らかにしました。 しかし去年10月、原子力委員会から「表現や説明に慎重な検討が必要だ」という指摘を受けたことから、地図の役割について全国の自治体で説明会などを実施してきたため公表が遅れていました。 これについて世耕経済産業大臣は閣議のあとの会見で「国民や全国の自治体向けの説明を進めてきた結果、公表できうる準備が整いつつある。今月中にも提示したい」と述べ、今月中にも公表するという見通しを明らかにしました。そのうえで世耕大臣は「最終処分の道筋に向けた長い道のりの最初の一歩だ。示したあとも対話活動を積み重ねて国民の理解をいただきながら一歩ずつ着実に進めていきたい」と述べました。 政府は地図をもとに、理
妊婦の葉酸不足でリスクが高まる先天性の障害について、2000年に厚生省(現厚生労働省)が都道府県などに通知で摂取を推奨して以降も発症率が改善していない。日本先天異常学会はサプリメント(栄養補助食品)での葉酸摂取を呼びかける声明をまとめ、関係学会に周知への協力を求めている。 葉酸はビタミンBの一種で緑黄色野菜や果物などに含まれる。妊娠初期に不足すると胎児の脳や脊髄(せきずい)の発育に影響し、運動機能や知覚がまひする二分脊椎症などになる恐れがある。 食事からの摂取では十分ではない場合があり、00年の厚生省通知は「葉酸の摂取で全てを防げるわけではない」とした上で、妊娠の1カ月前から妊娠3カ月までバランスの取れた食事に加え、サプリメントで1日0.4ミリグラムの葉酸を取ることを推奨した。しかし、同年以降、発症率は出産1万人当たり5~6人で推移している。年間500~600人が発症している計算になる。
屋外の工事現場などでの熱中症を防ぐため、富士通と大林組がそれぞれ、人工知能(AI)や情報技術(IT)を活用した対策に乗り出した。 作業員の体調や気温などをコンピューターが分析し、本人や管理者に通知するシステムで、熱中症の予防効果が期待されている。 富士通が開発したのは、腕時計型センサーとAIを組み合わせたシステム。センサーが作業員の心拍数や運動量、歩数のほか、気温と湿度を測定しており、データをAIが分析する。熱中症の危険性が高まると、作業員本人の腕時計型センサーを振動させ、管理者のスマートフォンに休憩や水分補給を促すメッセージを送る。 このAIは昨年夏、20~40歳代の男性27人について、屋外作業中の心拍数などのデータを蓄積して学習。熱中症の危険性を4段階で判定できるようになった。 同社の川崎工場(川崎市)で先月下旬から警備員に試験導入し、今月末から建設会社などにシステムの販売を始める予定
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svg]:stroke-transparent [&>svg]:fill-accent-900 mr-2 relative top-0.5"> If you’re like me and you have a visceral reaction to the image above—if it makes your skin crawl, your hair hurt, and your stomach turn—you can count yourself among the trypophobic. According to its Facebook page, which is more than 4,000 members strong, trypophobia is fear of clustered holes. It is usually small holes in org
If This Photo Disgusts You, You May Have TrypophobiaA new study offers one theory for why trypophobia, or the fear of small holes, causes some people so much disgust. Trypophobia might be one of the Internet's most talked about phobias that you haven't heard of by name. The term is Greek for "boring holes"—trypo—and "fear"—phobia—and amounts to a fear of clusters of small holes. The term entered t
The Hyperloop Just Completed a Major Test. But the Real Challenges Lie Ahead Hyperloop One this week announced that it completed the first full-scale test of its high-speed transportation system, a move the company hailed as the burgeoning technology’s “Kitty Hawk moment.” The test vehicle only reached 70 miles per hour, a tenth of the company’s eventual target speed. But the firm felt assured eno
Qinghai Hoh Xil, China What Unesco says: Hoh Xil of Qinghai is located in the Hoh Xil National Nature Reserve, and neighbored by the Suojia-Qumalai sub-region of San-jiangyuan Nature Reserve as buffer zone in the east. It constitutes the most important summer habitat and breeding ground for Tibetan Antelope (Pantholops hodgsoni) in the eastern Qinghai-Tibet Plateau (Qinghai, east Tibet, and south
チリのプエルトモントでオゴノリをとる人たち(2010年12月7日撮影、資料写真)。(c)AFP/ARIEL MARINKOVIC 【7月18日 AFP】米国で外来種と見なされている日本渡来の海藻「オゴノリ」が、地球温暖化などの影響で荒れ果てた脆弱(ぜいじゃく)な沿岸海域の回復に重要な役割を果たしていることが分かった。米国の研究者らが17日、米科学アカデミー紀要(PNAS)に調査結果を発表した。「外来種は悪」と決めつける見方に一石を投じる内容となっている。 論文によると、北大西洋(North Atlantic)沿海の多くの干潟や河口では、温暖化や汚染、病気や過剰採取が原因で固有の藻類やカキ礁が「著しく減少」している。調査を行った米ノースカロライナ(North Carolina)州では、歴史上みられてきた水準に比べ藻類が約97%、カキ礁が90%、塩沼が12%失われているという。 こうした干潟な
大急ぎでお母さんグマのところへ駆け戻る好奇心旺盛な子グマ。雪の中をひっそりと歩くシカ。低木のそばでおしっこをするイタリアオオカミ。365日間連続で撮影されたこの動画には、動物たちが森の中で見せる素顔が満載だ。 写真家のブルーノ・ダミーチス氏とウンベルト・エスポジート氏は、イタリアのアブルッツォ・ラーツィオ・エ・モリーゼ国立公園に生える1本のブナの木にビデオカメラを向け、2016年6月から2017年5月までの1年間、同じ場所で撮影を続けた。(参考記事:「イタリア アルプス 極上の自然」) カメラに記録された四季の中では、クマ、オオカミ、アナグマ、シカ、イノシシなど、さまざまな動物たちが木のそばを通り過ぎていく。ただ黙々と歩いてゆくものもいれば、立ち止まってにおいを嗅ぐもの、木に背中をこすりつけるものもいる。(参考記事:「【動画】ヘラジカの角が頭を振っただけでポロリ」) ダミーチス氏によると、
北海道羽幌町と三笠市で見つかったアンモナイトの化石が、ともに約8360万年前(白亜紀後期)の新種だったと、三笠市立博物館が11日、発表した。 見た目から、ラテン語で「かなり緩い巻き髪」を意味する「ユーボストリコセラス・ヴァルデラクサム」と名付けた。 化石は5個(長さ約9・6~19・2センチ)で、バネを引っ張ったようならせん状。小学校教諭の大和 治生 ( はるのぶ ) さん(56)(札幌市手稲区)が2005年6月に羽幌町の沢で3個、07年8月には三笠市の崖で2個見つけ、08年、同館に寄贈した。 研究に携わった相場大佑学芸員(27)らは、国内外の標本と見比べ、同じ形をした物がないために新種と断定。同じらせん状をしたグループの1種(約9390万~約8980万年前)と特徴が似ていることから、約620万年後に進化した「子孫」と考えられるという。 相場さんは記者会見し、「約620万年の『空白期間』を研
国立がん研究センターとNECは10日、大腸の内視鏡検査中にポリープを判別するシステムを開発したと発表した。人工知能(AI)を使い、がんになる前のポリープや早期がんをみつけることができた。2019年度に臨床試験を始める予定だ。 開発したシステムは、NECが研究していたAIを使った顔認証の技術を活用。大腸の内部の画像が映し出されると、瞬時にポリープなどを検知し、モニターに該当部位を丸印で表示し、音で知らせてくれる。 このシステムに約5千例の画像を解析させたところ、ポリープや早期がんの病変について98%見分けることができた。直径2ミリのポリープや、周囲の粘膜と色が似ていて見つけにくいものも判定できたという。 国立がん研究センター中央病院内視鏡科の山田真善(まさよし)医師によると、海外では約180人が内視鏡検査を受け、ポリープの24%が見逃されたとの報告があるという。山田さんは「内視鏡検査は医師の
メスのメダカはオスの「顔」を認識していることを実験で確かめたと、東京大や岡山大の研究チームが発表した。 人間と同様、目や口などの配置を顔として認識する能力が哺乳類以外の動物で確認されたのは初めて。論文が11日、オンライン学術誌「イーライフ」に掲載された。 メダカのメスは見慣れたオスを好む傾向がある。チームはまず、メスが体の模様やにおいではオスを見分けられず、顔だけで識別し、見慣れると約30秒で交尾を始めることを確かめた。その上でオスとメス1匹ずつを同じ水槽に入れ、特殊な装置にオスを閉じ込めて顔を上下逆に映すガラスを通した状態で「お見合い」をさせると、交尾をするまでに約100秒かかった。 顔を上下逆にすると、認識するのに時間がかかる心理現象は「倒立顔効果」と呼ばれ、目や口など顔全体の配置を認識する人間や一部の霊長類などにしか生じないとされていた。メダカは、顔以外の物体は見分けることができず、
島根県雲南市で5月19日、国の特別天然記念物・コウノトリのペアの雌(5歳)が誤射で死んだ後、兵庫県立コウノトリの 郷 ( さと ) 公園(豊岡市)で育てられていたペアのヒナ4羽が12日、雲南市から放鳥された。 ヒナは、この約2か月で体重が約1キロ増え、成鳥並みの4キロ前後に。12日午前11時15分頃から、同公園の山岸哲園長や地元の小学生ら約300人が見守る中、2羽ずつ飛び立った。直前の記念式典では、速水雄一・雲南市長が「多くの皆様のおかげで、今日を迎えることができた。コウノトリがすむのにふさわしいまちづくりに努めていきたい」とあいさつした。 雲南市は、農業被害を防止するため、有害鳥獣と定めたタヌキなどについて猟友会に許可証を交付して狩猟を認めており、誤射した会員の男性(69)も、2年ほど前から本格的に駆除に取り組んでいた。
【7月12日 AFP】米バージニア(Virginia)州の消えゆくタンジール(Tangier)島の写真を撮るのは、いろんな意味で奇妙な経験だった。タンジール島は米東海岸のチェサピーク湾(Chesapeake Bay)の中へ徐々に沈んでいるが、500人近い住民の中で、気候変動を信じている人はほとんどいない。社会的な側面もある。男女の役割が厳しく決められていて、ちょっと1950年代に逆戻りしたような感じだ。それから言葉だ。 私はずっとタンジール島についての記事を書きたかった。米首都ワシントン(Washington D.C.)から南東へ150キロに位置し、1850年以降、その土地の3分の2を失ったとされ、だから気候変動について語るにはいい題材のように思えた。気候変動の影響が実際に見える数少ない場所の一つだ。 米バージニア州タンジール島の夕暮れ。水路に立つ十字架には「Christ is Life(
クリーンエネルギーとして自動車などへの活用が期待される水素を、二酸化炭素を出さない風力発電の電気を使って水から取り出す究極のエネルギーづくりの実験が神奈川県で始まりました。 施設では風力発電の電気を使って水を分解して水素を作り出すことから、製造中には二酸化炭素が排出されません。施設で作られた水素は神奈川県内の工場などに運ばれ、フォークリフト12台分の燃料として使われます。フォークリフトは、燃料の水素と空気中の酸素を反応させて電気を作って走るため、排出されるのは水だけです。 水素はクリーンエネルギーとして注目されていますが、現在、自動車などに使われている水素の多くは天然ガスなどからつくられるため、製造中に二酸化炭素が排出されてしまいます。 トヨタなどは、風力発電などを使って水素をつくるときから二酸化炭素を出さないような仕組みを確立できれば普及にはずみがつくと見ています。 今後、実験で水素を作
英国の研究チームや米航空宇宙局(NASA)は12日、南極大陸の南極半島東岸にある棚氷「ラーセンC」の一部が割れ、過去最大級の氷山が漂流し始めたと発表した。 氷山の面積は三重県の面積に匹敵する約5800平方キロ。氷山として分離する前から海上に浮かんだ状態だったため、ただちに海水面の上昇にはつながらないという。 研究チームによると、亀裂は長さ約200キロ・メートルに達し、棚氷は今月10~12日に完全に割れたとみられる。分離した部分は、ラーセンCの約12%を占める。 研究チームは「地球温暖化との関係は不明」としている。ただし棚氷の一部が失われたため、陸上の氷が海に流出する速度が増す恐れがあるという。 南極半島にはラーセンCのほか、「ラーセンA」「ラーセンB」という棚氷があったが、それぞれ1995年、2002年に崩壊した。
日本癌治療学会は13日、若くしてがんになっても、治療後に子どもを持つ可能性を残すための方法を示した初の診療ガイドライン(指針)を作成した。担当医が、治療による不妊のリスクや治療前の卵子や精子の保存などについて患者に情報を正しく伝え、生殖医療専門医との連携を進めるのが狙いだ。 がん治療では手術や抗がん剤など、治療内容によっては男女ともに生殖機能が影響を受け、妊娠できる能力が失われる可能性がある。最近では、治療前にあらかじめ卵子や精子を凍結保存することで生殖能力を温存する方法が注目されている。しかし、こうした情報が医師から患者に適切に伝わっていないことが課題となっていた。 指針では「治療医はがん治療を最優先する」としつつ、治療で子どもが持てなくなる恐れがある場合、治療前に適切に情報を伝え、患者が希望すれば早期に生殖医療の専門医を紹介するなどとしている。対象は小児や思春期・若年がん患者で、40歳
青森県が実施したがん検診に関する調査結果について、NHKが「がん検診で4割の患者が見落とされていた可能性がある」と報道したことに対し、国立がん研究センターは13日、「調査は予備的なもので、結果から検診の見落としを評価することは困難」との声明を発表した。 NHKは6月29日のニュースで「青森県が県内10町村の検診受診者を調査した結果、胃がんで40%、大腸がんで42.9%、子宮頸(けい)がんで28.6%でがんが見落とされた可能性がある」と報じた。 これに対し、声明は「40市町村ある青森県の10町村を対象にした予備的調査で、見つかったがんもそれぞれ10例以下。2011年度の検診受診者に対し観察期間が11~12年末と短く、結果から検診見落としを評価することは困難」としている。
スイスの製薬大手ノバルティスは、同社が開発していた次世代がん免疫薬が米食品医薬品局(FDA)の諮問委員会による審査を満場一致で通過したと発表した。通常なら1~2カ月以内に結論が下される。正式に承認され同分野の薬として世界初となる可能性が高まった。審査を通過したのは「CTL-019」。がんの治療に高い効果を示すと期待されるキメラ抗原受容体T細胞(CAR-T、カーティー)と呼ばれる、新カテゴリーの
Research Benchmarking life... Benchmarking life expectancy and cancer mortality: global comparison with cardiovascular disease 1981-2010 Research Benchmarking life expectancy and cancer mortality: global comparison with cardiovascular disease 1981-2010 BMJ 2017; 357 doi: https://doi.org/10.1136/bmj.j2765 (Published 21 June 2017) Cite this as: BMJ 2017;357:j2765 Bochen Cao, postdoctoral research fe
宇宙ベンチャー企業(VB)のアストロスケール(シンガポール)は14日、ANAホールディングスと切削工具メーカーのOSGなどから合計2500万ドル(約28億円)の出資を受けたと発表した。アストロスケールは壊れた衛星の破片など宇宙ごみ(デブリ)除去の事業化を目指している。調達資金はごみを除去する衛星の量産化や、各国の宇宙機関と連携するための海外拠点の拡充に振り向け、2020年までの事業化を達成する方
強い毒を持つ外来種「ヒアリ」の駆除対策で、環境省は14日、外国との定期コンテナ航路がある68港に一律に毒餌を置く方針を撤回することを明らかにした。「在来種も死に、ヒアリの侵入を加速させる恐れがある」との専門家の指摘を受けた。当面、捕獲用の粘着トラップを置いて各種のアリの生息状況を調べ、必要な港に限って毒餌を置く方向で調整している。 環境省は11日、68港に対し今月中に毒餌を配布する方針を示した。準備の過程でアリに詳しい専門家らに意見を求め、国立環境研究所生態リスク評価・対策研究室の五箇公一室長に「毒餌で在来アリも駆除され、ヒアリが入りやすくなる恐れがある」と言われたという。環境省の担当者は「在来アリがいなければ毒餌を置くべきだと話す専門家もいる。最初から全ての港に置かず、在来種に影響がない場所に限るなどしたい」と話した。
遺伝子を効率よく改変できる「ゲノム編集」について、ヒトの受精卵での実施を規制する新しい基本方針を決めるため、内閣府の生命倫理専門調査会は14日、作業部会の初会合を開いた。年内をめどに結論を出すことを目指し、文部科学省と厚生労働省はその後、これに基づいた具体的な指針の検討に入る。 初会合では、ヒトの受精卵を使った研究に…
戦国武将の織田信長が、たか狩りに使うたかを飼育していた人物に対して土地の保証などをしていたことを示す書状が見つかりました。のちに「鷹匠(たかじょう)」と呼ばれる人たちの処遇に関する戦国時代の史料が見つかったのは初めてだということで、調査にあたった専門家は「信長が専門職を厚遇していたことを示す貴重な史料だ」としています。 調査によりますと、書状は天正2年(西暦1574年)に、信長がたか狩りで使用するたかを飼育していた澤源三郎という人物に宛てて書かれたものだということです。 父親に代わって当主となる源三郎に対して土地を保証しているほか、米や銭を与えるなどと記され、信長が手厚い処遇を図っていたことが伺えます。 調査に当たった東京大学史料編纂所の村井祐樹准教授によりますと、たかを飼育する専門職は江戸時代には「鷹匠」と呼ばれ、将軍家から保護を受けていましたが、戦国時代の処遇に関する史料が見つかったの
恐竜の化石など約200点の標本類を展示する「ギガ恐竜展2017」(読売新聞社、幕張メッセ主催)の開幕を前に、報道関係者向けの内覧会が14日、千葉市の幕張メッセで開かれた。 日本初公開となる世界最大級の恐竜「ルヤンゴサウルス」の全身復元骨格(全長38・1メートル)などが披露された。 同展は幕張メッセで15日から9月3日まで開かれる。珍しい化石などを見ながら、約2億3000万年前から6600万年前まで繁栄した恐竜について学べる。 会場中央のルヤンゴサウルスのほか、共食いとみられる痕跡が残るティラノサウルス(愛称・ワイレックス)や、 孵化 ( ふか ) する前の赤ちゃんと卵の化石が一緒に出土した「ベイベイロン」など貴重な標本類が展示されている。
日本を代表する浮世絵師、葛飾北斎の特別展が開かれているロンドンの大英博物館で14日、北斎が活躍した江戸時代後期の文化を紹介するイベントが開催されました。 博物館の建物の前では江戸時代に原形ができたとされるちんどん屋のパフォーマンスが披露され、色とりどりの衣装で鐘や太鼓を鳴らす様子に来場者から大きな拍手が贈られました。 また版画の技法でスタンプ作りを体験するコーナーでは、訪れた人たちが自分の名前や思い思いのイラストを彫り込んでいました。 会場では、関東大震災で焼失した北斎の幻の傑作を最先端技術でよみがえらせるプロジェクトを追ったNHKのドキュメンタリー、「ロスト北斎」も上映され、多くの人が熱心に見入っていました。 北斎の作品はヨーロッパの人たちにも広く知られており、特別展の入場者数はことし5月下旬の開幕からこれまでで9万人を超えたということです。
文部科学省は来年度から、特定分野で世界レベルの基礎研究を目指す国際拠点を、地方大学を中心に数か所設置する方針を固めた。 国内トップの大学や研究機関以外に拠点を作ることで、基礎研究を支援し、国際競争力を強化する。 文科省は2018年春に拠点の公募を始め、秋にも運営を始める。 文科省は07年、世界最高水準の研究機関づくりを目指す「世界トップレベル研究拠点プログラム」(WPI)を開始。これまでに東京大や京都大、物質・材料研究機構など9機関が拠点として選ばれ、宇宙の起源の解明や、革新的な新材料の開発など大規模研究を展開してきた。 一方、国内トップ以外の大学や研究機関も、特定の研究分野では世界をリードしている。宇宙探査機や人工衛星の分野では、複数の地方大学が制御装置や画像解析技術を開発。地場産業の養蚕や製糸の伝統を引き継ぎ繊維などの新素材の開発を進めたり、途上国で流行する感染症研究で国際連携を深めた
地方での減り方が大きく 全国の病院の小児科にかかる患者が、最近10年間で4分の3に減ったとの調査結果を、厚生労働省研究班(代表者=市川光太郎・北九州市立八幡病院長)がまとめた。ぜんそく治療の進歩や予防接種の普及に加え、子どもの数の減少も理由とみられる。特に地方での減り方が大きく、調査を担当した医師は「小児科の診療を続けるのが難しくなっている地域もある」と警鐘を鳴らす。 調査は、日本小児科学会に登録されている大学病院や小児専門病院、一般病院など924施設を対象に郵送で実施。2005~14年の外来・入院患者数を尋ね、658施設(71.2%)から回答を得た。その結果、外来は10年間で23.6%、入院は15.9%それぞれ減少していた。この間の小児人口(0~14歳)は7.4%減で、これを上回る減り方だった。
政府は来年、明治元年から150年を迎えるのにあわせて、当時の歩みを次世代に伝えようと、今年度中をめどに明治期の貴重な文書や写真などを内閣官房のホームページで公開するなど、140余りの施策を行うことにしています。 具体的には内閣官房のホームページに「明治150年」のポータルサイトを今年度中をめどに開設し、収集した明治期の貴重な文書や写真などを公開します。 また、明治政府が全国5か所に建設した「五大監獄」の1つ、旧奈良監獄を民間事業者と協力してホテルなどとして再利用するほか、明治期の建築物を訪れるツアーなど、文化や歴史に触れる旅行商品の開発を旅行業者に促すとしています。 さらに、政府は、政府の施策とは別に独自の取り組みを行う民間企業や財団法人などの運営する博物館などとも連携して、イベントの充実を図りたい考えです。
ホンジュラス・テグシガルパで行われた、2016年に起きた先住民族の運動家ベルタ・カセレスさんらの殺害について正義を求めるデモ(2016年7月4日撮影)。(c)AFP/ORLANDO SIERRA 【7月17日 AFP】2016年に世界各地で殺害された環境保護関連の活動家や抗議行動の参加者は少なくとも200人に上り、その4割が先住民族出身者だとする報告を、英NGO「グローバル・ウィットネス(Global Witness)」が13日、発表した。 2002年に同NGOが記録を開始して以来、最悪の数字で、2年前の2倍となっている。また記録に残されていない事件もあり、実際に殺害された人数はさらに多いとみられている。 命を奪うような環境保護活動家らへの攻撃は16年前よりもいっそう広がっており、昨年は24か国で起きている。殺害が確認された人々のうち、ブラジル、コロンビア、フィリピンが合わせて半数以上を占
動物が人に懐く性質に関わる二つの遺伝子領域を、国立遺伝学研究所(静岡県三島市谷田)の小出剛准教授(行動遺伝学)や松本悠貴・総合研究大学院大院生(同)のグループが、マウスを使った実験で特定したと発表した。英科学誌「サイエンティフィック・リポーツ」電子版に発表した。 今回の研究では、人に近づいてくるマウスを選び交配を重ねることで、人に懐き…
Research Physical activity,... Physical activity, cognitive decline, and risk of dementia: 28 year follow-up of Whitehall II cohort study Research Physical activity, cognitive decline, and risk of dementia: 28 year follow-up of Whitehall II cohort study BMJ 2017; 357 doi: https://doi.org/10.1136/bmj.j2709 (Published 22 June 2017) Cite this as: BMJ 2017;357:j2709 Séverine Sabia, research associate1
あらゆるものをインターネットにつなげる「IoT」の普及が進む一方で、これを悪用したサイバー攻撃にどう備えるかは、大きな課題となっています。こうした中、横浜国立大学で、家庭を再現した特殊な実験室でIoT家電のリスクを調べる研究が始まりました。 このため、横浜国立大学の吉岡克成准教授らの研究グループでは、家庭のリビングを再現した特殊な実験室を設けて実態を調べる研究を始めました。この施設には、テレビやロボット掃除機など20種類のIoT家電が置かれ、通信の状況をすべて記録できるようになっています。実際、実験開始とともに不審な通信が世界中から届き、今後こうした通信を分析して家庭を狙ったサイバー攻撃の実態を把握したいとしています。また、製品の弱点を確かめるため、模擬のサイバー攻撃を仕掛けることもできるようになっています。 吉岡准教授は、「家庭で使われるIoT機器の安全対策は重要である一方、検討するため
世界で最も北にある長崎県対馬市沖のサンゴ礁で、海水温の上昇によると見られる「白化現象」が国立環境研究所などの調査で初めて確認され、専門家は「この海域での白化は異常で、サンゴの生息域が脅かされる可能性がある」と指摘しています。 研究所によりますと、対馬周辺の海域では去年の7月と8月の海水温が、平年より1度から2度ほど高くなって30度を超える日が続いていて、対馬への台風の接近が少なく海水がかき混ぜられなかったことや、エルニーニョ現象などが影響したと見られるということです。 対馬沖のサンゴ礁は、現在確認されている世界のサンゴ礁の中で最も北にあり、この海域で海水温の上昇によると見られる白化が確認されたのは初めだということです。 国立環境研究所生物・生態系環境研究センターの山野博哉センター長は、「通常、水温が低いはずの北の海域で白化が確認されたことは異常事態だ。今後も、海水温が高い状態が続けばサンゴ
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