先日、音量の感想だけでデモ全般を在特会と同一視できるかのように大屋雄裕教授*1が主張し、私が批判した。 認められない人たち - おおやにき*2 仮に「デモ」に集まった人々が議会の物理的な封鎖によって議決を不可能にすることを目的にしていたり、あるいは多数派議員に暴力を振るうことで恐怖状態に陥れ・少数派の実力行使に抵抗できない状態を実現しようとしているのであれば、それは少なくともデモクラシーに反する行為であるし、後者に至ってはテロルそのものだということになろう。その意味で、説得や意見表明を離れたデモにテロに似たところがあるという石破幹事長発言には一定の正当性があるということになる。 デモによっても多数派の意思を変えることができなかった自称「人民」にデモクラシーの枠内で保障された制度はそれだけなのだから、そこで努力したらとしか言いようはないのである。 もともと「仮に」から「その意味で」までの流れ