本家「Torvalds Rejects One-Size-Fits-All Linux」より。Linus Torvalds氏は先月受けたDistroWatchのインタビューの中で、Linuxに膨大なディストリビューションが存在することについての見解を聞かれ、次のように答えている。「多様なディストリビューションがあるということは、単純に『良いこと』というだけじゃない。『絶対に必要なこと』だ。何百ものディストロがあって、その多くはニッチ市場向けのものだ。マーケットが異なればニーズも異なり、1つのディストリビューションですべてに対応することはできない――だから多様なものが必要なんだ」。 また、1つのマーケットに対し複数のディストリビューションがある場合には、互いが競争したうえで市場による選択が働くことが重要であると考えているという。複数のプレイヤーが存在することで公正さが保たれ、それぞれを比較す