素材に用いているのは「竹」。 軽量で強度のあるアイアンバンブーを用いたこの「バンブーバイク」を開発したのは、幼少期から家族共通の趣味が“自転車旅”というサイクリストMatt Wilkins氏。彼のアイデアは、ジョージ・ワシントン大学在学時に専攻していた工学研究で、天然素材を用いたイノベーション課題から生まれたものだそう。 素材選びは「意外にすんなり決まった」とWilkins氏は言います。 Google検索で「自転車 フレーム 軽量化」といった具合に検索をかけていき、アイアンバンブーにたどり着いたそうです。いかにもモバイル世代らしい方法で、彼は自分の自転車に最適な素材を選出。イメージに最も近かったのは、1890年代に製造された竹を使った自転車。120年前のそれをお手本に、フレーム構造を竹で組み上げていきました。 試作を繰り返し、ようやく納得のいくフレームを手に入れ、彼は学生時代の仲間とともに