フランス南部マルセイユで、ユダヤ人学校教師が刺された現場の近くを封鎖する警察(2015年11月18日撮影)。(c)AFP/BORIS HORVAT 【11月19日 AFP】フランス南部マルセイユ(Marseille)で18日、ユダヤ人学校の教師(57)が、3人組の集団に刺され負傷する事件があった。地元当局が明らかにした。犯人らは、ユダヤ教を冒涜(ぼうとく)する言葉を叫び、イスラム過激派組織「イスラム国(IS)」への支持を示していたとされる。 地元警察や捜査関係筋によると、教師は18日午後8時(日本時間19日午前4時)ごろ、マルセイユ13区にある自宅前で襲われた。自宅は教師が勤めるユダヤ人学校やシナゴーグ(ユダヤ教の礼拝所)の近くで、教師は当時、ユダヤ教徒の男性がかぶる「キッパ」と呼ばれる帽子を着用していた。 地元検事によると、スクーターに乗った犯人らは、2012年にトゥールーズ(Toulo