ナイジェリア北東部ヨラ郊外の国内避難民キャンプで、イスラム過激派組織「ボコ・ハラム」から救出されたものの顔を隠す少女(2015年5月25日撮影)。(c)AFP 【12月22日 AFP】国連児童基金(ユニセフ、UNICEF)は22日、ナイジェリアのイスラム過激派組織「ボコ・ハラム(Boko Haram)」の活動の影響で、同国内外で学校に通えていない子どもの数が100万人以上に上ると発表した。教育を受けないことによる周辺地域のさらなる過激化が懸念されている。 ユニセフによれば、独立したイスラム国家の建設を目指すボコ・ハラムの影響で、ナイジェリアとその周辺国のカメルーン、チャド、ニジェールを合わせて計2000校以上の学校が閉校しており、また襲撃や略奪、放火の標的にされた学校も数百単位に上っている。 ユニセフの中央・西アフリカ地域担当責任者マニュエル・フォンテーヌ(Manuel Fontaine)