タイ・アユタヤの路上で茂みの葉を食べるゾウ(2011年10月12日撮影、資料写真)。(c)AFP/PORNCHAI KITTIWONGSAKUL 【2月2日 AFP】旅行先として人気のあるタイ南部のサムイ島(Koh Samui)で、英国人観光客がゾウに踏まれて死亡した。 2日の警察発表によれば、英国人男性ギャレス・クロウ(Gareth Crowe)さん(36)と娘と一緒に1日午後、ゾウの背中に乗っていったところ、ゾウが突然2人を振り落したという。 サムイ島の警察署長は、ゾウは暑さにいら立っており、調教師にも慣れていなかったのではないかとの見方を示した。クロウさんは片脚が義足で、ゾウが襲い掛かってきたときに逃げることができなかった。クロウさんの娘とミャンマー人の調教師は負傷したが、命に別条はないという。「ゴルフ」という名前のこのゾウは鎮静剤を打たれ、押さえられたという。 タイでは、野生のゾウ