捨てられない病 僕もそうですが、本好きの人間の中には、本を大量に溜めこんでいる人がよくいます。 本棚が端から端まで一杯になり、やむなく本の前に別の本を並べる。それでも収まりきらなくて、本が床に積み上がる……そういう人、多いんじゃないですか? そうした人たちは、本の多さを指摘されると自嘲して「いやあ、これはもうビョーキですね」と言って笑ったりします。 でも、真剣に考えてください。冗談抜きで、本当にそれは病気かもしれないんですよ。 本にせよ、服やフィギュアやプラモデルやDVDにせよ、他の人よりたくさん持っているだけなら問題じゃありません。でも、あまりにも多くなりすぎ、生活を極端に圧迫して、自分や周囲の人に苦痛を及ぼすようになっている。それでもなおかつ、捨てることができない──そんな症状は、強迫性ホーディング(compulsive hoarding)とかホーディング障害(hoarding dis
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