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ブックマーク / www.iwate-np.co.jp (13)

  • 485系ジパングがラストラン飾る 盛岡-一ノ関駅間

    週末を中心に運行してきた快速列車「485系ジパング」が10日、JR東北線盛岡-一ノ関駅間でラストランを迎えた。「平泉の文化遺産」の世界遺産登録を記念し2012年に走り始めた列車で、大勢のファンが別れを惜しんだ。 午前11時10分ごろ、約140人を乗せた上り列車が一ノ関駅に到着。ホームでは時の太鼓顕彰会が力強い太鼓を響かせ、鉄道ファンは熱心に車両を写真に収めた。午後0時20分すぎには、月居(つきおり)康男駅長の合図で最後の下り列車が出発し、家族連れらが手を振りながら笑顔で見送った。

    485系ジパングがラストラン飾る 盛岡-一ノ関駅間
  • 19年3月23日運行開始 三陸鉄道、移管の宮古-釜石間 | 岩手日報 IWATE NIPPO

    三陸鉄道(社宮古市、中村一郎社長)は、JR東日から運営移管される山田線宮古―釜石間(55・4キロ、運休中)について、2019年3月23日に運行開始する方針を固めた。28日の取締役会で報告するとみられる。三鉄は久慈-盛(大船渡市)間を一貫経営する形となり、国内第三セクター鉄道で最長の「リアス線」(163・0キロ)として再出発する。 関係者によると、宮古-釜石間の運行開始日には現地で出発式などを予定する。通学利用者の新学期が始まる時期などを考慮して日程を定めた。 JR盛岡支社によると、運休区間は今年秋ごろまでに主要な復旧工事を終える見通し。来年3月まで検査や試運転などを行い、三鉄に移管する。 JR東日からの移管協力金30億円は運営支援や運賃の激変緩和措置などに充てる。このほか、同社から車両購入費14億円を提供され、車両8両を購入する。

    19年3月23日運行開始 三陸鉄道、移管の宮古-釜石間 | 岩手日報 IWATE NIPPO
  • 【三鉄】初代お座敷列車が引退 16年3月、最後の雄姿

    三陸鉄道の初代お座敷列車が来年3月いっぱいで「引退」することが決まった。三鉄らしさの象徴としてNHKドラマ「あまちゃん」の撮影にも使われたが、新型車両が昨年導入されて以降は「隠居生活」に入っていた。貸し切り運転は随時受け付けるが、企画「こたつ列車」としての出番は3月のみ。多くの人々の思い入れを背負いラストランが迫る。 車両は「さんりくしおかぜ」。1984年の開業時に導入された16両のうち現在も稼働している6両の一つだ。当初は一般車両で南リアス線を走っていたが、社員らの発案で2002年にお座敷仕様に改造された。 久慈駅の駒木健次副駅長(56)は発起人の一人。当時、車両整備を担当しており、同期入社の故太田敦さんや、現在は運行部長を務める金野淳一さんらと「三鉄で田舎を盛り上げよう」とアイデアを出し合った。 「漁師同士が絆を強める番屋の雰囲気を取り入れたい」と、地元普代村の光景を念頭にお座敷仕様

    【三鉄】初代お座敷列車が引退 16年3月、最後の雄姿
  • BRT容認の声多く 陸前高田、地区懇談会始まる

    陸前高田市は19日、JR東日の大船渡線盛(さかり)―気仙沼間(43・7キロ)復旧方針案に対する地区懇談会をスタートさせた。市民からは「バス高速輸送システム(BRT)での復旧は仕方ない」と容認する声が多く、利便性向上を求める質問や意見が相次いだ。 同日の懇談会は、同市竹駒町の竹駒地区定住促進センターで行われ、住民9人が参加。戸羽太市長が「鉄路復旧は正直厳しい状況。公共交通をどのように確保するか意見を伺いたい」とあいさつ。市の担当者が国やJR側の復旧案を説明した。 戸羽市長との懇談では市民から「BRTでしょうがない。大船渡病院に直通する経路をつくってほしい」、「住民の足を考えて持続するBRTに」と高齢化を見据えた公共交通の在り方を望む声が大半を占めた。 懇談会は9月中旬まで、市内11地区と住田町で計12回開かれる。 【写真=JR東日の復旧方針案を説明した地区懇談会。BRT容認の声が大半を占

    BRT容認の声多く 陸前高田、地区懇談会始まる
  • JR東、新車8両を無償譲渡 山田線の三鉄移管

    JR山田線宮古―釜石間(55・4キロ)の三陸鉄道運営移管について、同区間運行のためJR東日から無償譲渡される車両は、普通車の新車8両となる方向であることが5日、明らかになった。三鉄の車両は1両約1億5千万円のため、総額12億円規模の支援となる。これまで示されていた移管協力金30億円とは別枠で、地元側とJRが近く取りかわす復旧に関する基合意書に盛り込まれる見通し。車両規模が固まったことを受け、三鉄は人員確保や車両基地の統合など運行再開に備えた準備に入る。 同日開かれた宮古市議会総務常任委で三鉄の望月正彦社長が示した。新車両の建造先や譲渡時期は今後詰める。 三鉄が現在保有するのは19両。老朽化した3両を退役させ、運営移管後は新車8両と合わせた24両体制でダイヤを組む計画。運営移管に伴う人員は、40人程度の増員を目指す。JRの人的支援も受けながら、定期的に新採用を行う。久慈駅と盛駅(大船渡市

    JR東、新車8両を無償譲渡 山田線の三鉄移管
  • 三鉄と山田線が相互運行 久慈―盛岡間を17日まで

    三陸鉄道とJR東日盛岡支社による、三陸鉄道北リアス線(宮古―久慈間)とJR山田線(盛岡―宮古間)を相互に乗り入れる両社の臨時列車の運行が8日、始まった。三鉄列車が山田線を走るのは15年ぶりで、JR車両が宮古経由で北リアス線を走行するのは5年ぶり。乗客は盛岡―久慈間を直通運転する利便性を感じながら、風光明媚(めいび)な三陸沿岸の景色を満喫した。 三陸鉄道久慈駅では1番列車(午後0時15分発)の出発式が行われ、久慈商工会議所女性会のメンバーが特産のとろろ昆布などを配布。鬼の面をかぶる伝統行事「なもみ」も加わり、乗客約150人を見送った。 臨時列車は17日まで、1日1ずつ盛岡―久慈間を両社の車両が交互に運行。三陸鉄道の金野淳一運行部長は「帰省や観光など多くの方々に利用してもらいたい」と期待した。 【写真=15年ぶりに盛岡駅に向けて出発する三陸鉄道の車両。関係者が乗客を見送り、ホームはにぎわ

    三鉄と山田線が相互運行 久慈―盛岡間を17日まで
  • 運休山田線、三鉄移管受け入れへ 県と沿岸12市町村

    東日大震災で被災し運休中のJR山田線宮古―釜石間(55・4キロ)の鉄路復旧について、県と沿岸12市町村は7日、盛岡市内で首長会議を開く。JR東日が提案している三陸鉄道への運営移管の受け入れに合意する方向だ。今後は早期の鉄路復旧に向け、赤字補填(ほてん)の枠組みなど具体的な条件の協議に入るもようだ。 関係者によると、会議は沿岸12市町村長と達増知事、三鉄の望月正彦社長らが出席する予定。県がJRとの交渉経過を説明し、三鉄南北リアス線との運行一体化を早期の鉄路復旧へ向けた現実的な選択肢として、関係自治体の意思疎通を図るとみられる。 山田線復旧についてJRは2月中旬までに、三鉄への運営移管案と、10年分で5億円とする赤字補填などの支援策を提示。県や沿線の宮古、釜石、山田、大槌の4市町などは同月下旬、赤字補填の拡充や、鉄道設備・用地を引き続きJRが所有することなどを同社に求めている。 移管案の受

    運休山田線、三鉄移管受け入れへ 県と沿岸12市町村
  • 岩泉に列車ホテル 町に善意のブルトレ、来夏開業

    岩泉町は来年夏にも、同町乙茂のふれあいらんど岩泉に「列車ホテル」を開業する。昨年3月に引退した寝台特急「日海」の寝台車3両を譲り受けることになり、東日大震災被災地で不足している宿泊施設として活用することにした。地域振興の呼び水として期待は大きく、町は今後スポーツ合宿誘致などに力を入れる。子どもらに喜ばれる施設となりそうだ。 JR岩泉線の廃線が決まった同町に、交流人口拡大をけん引する新たな列車がやってくる。盛岡市のNPO法人岩手未来機構(木村要一理事長)から日海の車両3両の寄付を受けることになった。 同法人は復興支援の一環と位置付ける。震災により沿岸部で宿泊施設不足が深刻と知り「寝台列車であればすぐに宿泊施設として利用できる」と考えた。今年3月、JR東日から車両を購入した。 寝台特急「日海」 東海道線、北陸線、羽越線などを経由して青森と大阪を結んだ。急行として1947年7月に

  • 押角トンネルの道路利用検討 JR、岩泉線で提案

    JR東日が廃止方針を示している岩泉線(茂市―岩泉間、38・4キロ)をめぐり、宮古市は18日、JR側から鉄道の押角(おしかど)トンネル(2987メートル)の道路利用が可能であると提案されていることを明らかにした。県が並行する国道340号の道路改良を行うことを前提としており、JRは資金協力も示している。国道は最大の難所の押角峠を回避でき、現状より10分程度の短縮につながる。同市と岩泉町は今後、住民合意を前提に判断するが、同線廃止の流れが強まりそうだ。 岩泉線は、先月5日にJRからあらためて廃止方針が伝えられ、バスによる代替輸送や、鉄道用地・施設の無償譲渡などが提案された。県も鉄路復旧の議論と切り離し、国道340号の道路改良を検討する方針を決め、4者間で具体的な協議が進められている。 押角トンネルは宮古市と岩泉町にまたがる。整備する場合は幅3・86メートルのトンネルを2車線の広さに拡幅。押角峠

  • 200系やまびこ、惜別のラストラン 盛岡-東京間

    1982年の東北新幹線開業とともにデビューした200系やまびこ号が30日、盛岡-東京間でさよなら運行した。200系車両の盛岡でのラストラン。多くの鉄道ファンが別れを惜しんだ。 午前8時31分、30年前と同じ丸い目と団子鼻の親しみのあるヘッド、緑のラインの車両が盛岡駅の新幹線ホームに入ると、大勢の鉄道ファンが次々にシャッターを切った。 記念式典後、盛岡駅長の出発合図で、約520人を乗せた10両編成のやまびこは午前8時49分、盛岡駅を後にした。 200系車両は開業当時、盛岡-大宮間を時速210キロ、3時間17分で走行。北の大動脈として30年間走り続け、3月のダイヤ改正で定期運行を終えていた。4月14日の上越新幹線新潟-東京間の運行を最後に引退する。 【写真=大勢のファンが待つホームに到着した200系やまびこ号=盛岡市・JR盛岡駅】

  • JR岩泉線、再開断念の方向 30日にも正式発表

    岩泉町大川で2010年7月に発生した脱線事故で全線運休が続くJR岩泉線(茂市(もいち)―岩泉間、38・4キロ)について、JR東日が運行再開を断念する意向を固めたことが28日、同社関係者への取材で分かった。運行再開への費用が約130億円に上ることや、乗客が年々減少していることが理由とみられる。30日にも正式発表する見通しだが、早期再開を求めている地元自治体の反発は必至だ。 JR側は28日までに岩泉町、宮古市などを訪問。安全対策を講じた上での全面復旧経費が巨額に上ることや、利用者の減少傾向などを示し、運行再開が厳しいとの認識を示唆していた。 同社関係者は28日、岩手日報社の取材に対し「費用面や利用状況を見ると再開は難しい」などと述べた。 岩泉線再開の可否をめぐっては、専門家による地質調査で、全線で事故現場と同様の大規模崩落の恐れのある斜面が23カ所、大きな落石の可能性がある斜面は88カ所ある

  • 国交相は「BRT優先」 山田、大船渡のJR線復旧

    前田武志国土交通相は28日の記者会見で、東日大震災で被災し一部不通が続く岩手、宮城両県の山田、大船渡、気仙沼のJR3線について「早く公共の足を確保することが肝要だ」と述べ、JR東日が検討しているバス高速輸送システム(BRT)での復旧を優先すべきだとの認識を示した。 県などが強く求めている鉄道の全線復旧は「全く見通しが立たない状況」と指摘した上で「最小限の公共交通がなければ(復興の)ネックになる。JR東日と自治体の相互理解が進むことを期待する」と述べた。 これについて達増知事は「どのようなやりとりの中で発言したのか判然としないので、コメントできない。国からの通知も来ておらず、正式発表ではないと認識している」と話した。 山田、大船渡両線をめぐっては、県沿岸市町村復興期成同盟会が24日の総会で、鉄道による早期復旧を求める緊急決議を採択している。 同会会長の野田武則釜石市長は29日、JR東

  • 三鉄復旧工事3日再開 久慈-田野畑間来年4月開通へ

    Tweet 東日大震災の津波で甚大な被害を受けた三陸鉄道(総延長107・6キロ)は3日から、路線復旧工事を再開する。区間は北リアス線の陸中野田-野田玉川(4・0キロ)で、来年4月には久慈-田野畑(35・4キロ)が開通する見込みだ。2014年4月の全路線再開を目指し、同社の復旧計画が格化する。 三鉄は震災直後の復旧工事で3月29日までに久慈-陸中野田、宮古-小の計約36キロ区間で運転を再開。その後は復旧費のめどが立たず、全路線の3分の2が運休している。 同社は総額約110億円の復旧経費を見込み、14年4月の全線再開を目標とする復旧計画を策定。運休区間を3段階に分けて復旧する方針だ。3日に野田村の現地で安全祈願祭と起工式を行う。 望月正彦社長は「久慈-田野畑の開通で交流人口が増えれば、被災地経済の復興支援にもつながる。14年春の全線再開へ全力で取り組みたい」と話す。

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