三菱重工業は、天然ガスだきの「M701F型ガスタービン」発電設備を2件受注した。1件はトルコの電力供給会社のEnerjisa Enerji Uretim A.S.向け。出力92万kWのガスタービン・コンバインドサイクル(GTCC)発電設備で、2010年8月の稼働を予定している。もう1件は,ウクライナ中央部のコムソモルスク工業地区に新設される火力発電所。出力30万kWのガスタービン発電設備で、2011年6月に稼働を予定している。三菱重工のトルコ向けガスタービンの受注は7基目、ウクライナ向けは4基目となる。 トルコ向けは,オーストリアのGTCC専門エンジニアリング会社A-TEC Power Plant Systems AGと共同受注した。ガスタービン2基、蒸気タービン1基、発電機3基などで構成する。三菱重工がガスタービンと蒸気タービンの設計・製作を担当し、オーストリア社は周辺設備の供給と、建屋
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