去年、大型トレーラーで小学6年の女の子をひき逃げし、死亡させた罪に問われた男の裁判で、大阪地裁は懲役2年8か月の実刑判決を言い渡しました。 亀井龍也被告(35)は去年8月、堺市堺区の交差点を左折する際に、自転車に乗っていた小学6年の松田玲海さん(11)を大型トレーラーでひき逃げし、死亡させた罪に問われています。 17日の判決で大阪地裁堺支部(三村三緒裁判官)は「トラックに引っかかった自転車を取り除き、事故現場まで戻って人だかりを見たのに、そのまま逃走した」と指摘。 「事故後に飲酒もしていて、現実から目を背けようという態度は無責任で悪質」として、亀井被告に求刑4年に対し、懲役2年8か月の実刑判決を言い渡しました。 【玲海さんの母親は…】 「年数があまりにも短すぎて。ひき逃げとかしても、こんなに刑が軽いんやなって。自分の中では整理できない状態です」 玲海さんの遺族は、量刑に納得がいかないとして