障害のある人や不登校生、高齢者…。互いの特徴や年齢差を才能や個性としてとらえ、誰もが輝ける舞台を目指した公演の計画が進んでいる。関西大の学生らが企画し、当初は11日に予定していたが、新型コロナウイルスの感染拡大を受けて5月に延期が決定。本番が待ち遠しいという参加者たちは「みんなが主役になる」を合言葉に稽古を続けている。(北村博子) 2月下旬、堺市堺区の関大堺キャンパスの体育館に幼稚園児からお年寄りまで約40人が集まり、和気藹々(あいあい)とした雰囲気で公演の稽古に励んでいた。 公演名は「Create Our Festival~誰もが輝く主役であれ~」。ミュージカル「オズの魔法使い」やバンド演奏などさまざまな演目を行う予定で、最後には参加者全員がダイナミックな創作ダンスを披露する。 関大人間健康学部4年の岩月聡志さん(23)が発案。ゼミの授業で車いすに乗った認知症のお年寄りの「山登りがしたい
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