2012年の改正法に基づき、年金の支給額を引き下げたのは生存権などを保障した憲法に違反するなどとして、県内の年金受給者らが、差額分支払いを国に求めた訴訟で、水戸地裁(前田英子裁判長)は25日、原告67人の請求を棄却した。原告側は控訴する方針。 全国39地裁で同種の訴訟があり、判決は今回が7件目。判…
難病女性が国に勝訴 障害年金受給認める―東京地裁 2020年06月05日19時42分 難病の線維筋痛症にかかった東京都練馬区の女性(41)が障害厚生年金などの支給を認めない厚生労働省の処分を取り消すよう求めた訴訟の判決で、東京地裁の鎌野真敬裁判長は5日、不支給を「違法」と判断、処分を取り消した。 線維筋痛症は、体の広範な部位に慢性痛やこわばりが生じ、疲労感や睡眠障害などを伴う病。根本的な治療法はなく、かかると生活の質が著しく低下するなどとされる。 判決によると、女性は2013年8月までに線維筋痛症にかかり、16年4月、厚労省に障害基礎年金や障害厚生年金の給付を請求したが、同年12月に不支給とされた。 鎌野裁判長は女性の障害について、「労働制限を必要とする程度だった」と判断。障害等級3級に該当し、不支給を「違法」と結論付けた。 新型コロナ最新情報 ジャパンライフ事件 前法相夫妻事件
原因不明の激しい倦怠(けんたい)感などを招く難病「慢性疲労症候群(CFS)」と診断された女性が、病院に通院してから診断の確定までに障害年金を受け取れなかったのは不当だとして、不支給処分の取り消しを国に求める訴訟を東京地裁に起こした。「私が声を上げることで困っている患者が正当に年金を受給できる道筋を示したい」。女性は9日にある第1回口頭弁論で、意見陳述する予定だ。【蒔田備憲】 障害年金を巡っては、1型糖尿病の患者が東京、大阪地裁などで障害基礎年金の不支給取り消しを求めて提訴しているが、CFS患者が不支給取り消しを求めて提訴するのは初めてとみられる。
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