外出禁止令が出ているシカゴの街 Photo: Christopher Dilts/Bloomberg via Getty Images ルイジアナ、シカゴの死者数の7割が黒人 中国・武漢で最初に流行した新型コロナウイルスは、次々と国境を越えて、あっという間に世界に拡散した。このウイルスの前では、国籍も人種も階級も関係なく、誰もが平等に襲われるリスクにさらされていると思っていたが、そうではなかったようだ。 アメリカでは今週、黒人の感染率と死亡率が他の人種に比べて突出して高いことが報じられた。 「ワシントン・ポスト」によると、たとえばウィスコンシン州ミルウォーキー郡では、人口の黒人比率26%に対し、感染して死亡した人々の中で黒人が占める割合は約70%に上っているという。ルイジアナ州も同様で、黒人は人口の32%だが、死者の70%を占めている。 ミシガン州では、黒人は人口のわずか14%なのに、感染
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