新型コロナウイルスの感染拡大で休校が続くなどし、少女たちからの「妊娠相談」が増える中、助産師らが性教育の動画を作り、命の大切さを伝える取り組みを始めています。 助産師や保健師による24時間の相談窓口「小さないのちのドア」では、思いがけない妊娠などに悩む女性を支援しています。相談窓口によりますと、休校が実施されるなどして生活に変化が起きた10代の少女からの妊娠相談が急増しているということで、少女たちに命の大切さを伝えようと、性教育の動画を作成し、インターネットで配信する取り組みを始めました。 「性教育は生きる教育だと思っている。自分のことを大切にするとはどういうことなのかを一緒に考えていけたらと思っています。」(小さないのちのドア 保健師・西尾和子施設長) 動画は5月中にも無料で公開される予定です。