(#1「トランプVSハリウッドの行方は? 大統領はツイートで風刺映画攻撃、俳優からは痛烈批判」より続く) 【2020年に引き継がれたハリウッドニュース/#2】 女性監督が不選出への疑問、そして アジア系の好調とエジプト系の不遇 映画産業では多様性や包摂性を意識し、キャストもスタッフも人種や性別を問わない志向が高まっている。だが、その一方で、1月5日(現地時間)に発表される第77回ゴールデングローブ賞では作品賞、監督賞に女性監督の作品がノミネートされなかった。 ・ゴールデングローブ賞ノミネート発表、女性監督ゼロの意外な結果 もちろん女性というだけで候補にするというのはおかしいが、『レディ・バード』でアカデミー賞監督賞候補になったグレタ・ガーウィグ監督の『ストーリー・オブ・マイ・ライフ/わたしの若草物語』やオークワフィナが中国系アメリカ人女性の主人公を演じる『フェアウェル』(ルル・ワン監督)、