パナマの首都パナマ市(Panama City)で本部を後にするマヌエル・ノリエガ(Manuel Noriega)元国防軍司令官(1989年10月4日撮影、資料写真)。(c)AFP/BOB SULLIVAN 【4月27日 AFP】米政府は26日、同国で収監されていたパナマの元最高実力者、マヌエル・ノリエガ(Manuel Noriega)元国防軍司令官(75)に対するフランスからの身柄引き渡し要請に応じたと発表した。 ヒラリー・クリントン(Hillary Clinton)国務長官が同日、引渡し令状に署名し、ノリエガ元司令官はただちに、フランスの刑務所関係者に付き添われてエールフランス(Air France)機でパリ(Paris)に向かった。今後、元司令官は、資金洗浄(マネーロンダリング)の罪でフランスで裁かれることになる。 ノリエガ元司令官は米フロリダ(Florida)州で、麻薬取引および資金