吉祥寺の老舗焼鳥店「いせや総本店」(武蔵野市御殿山1、TEL 0422-47-1008)は9月25日、老朽化による建て替えのため一時閉店する。 同地で昭和3年に創業、昭和28年に現在の店舗としてオープン。今やビル化された街並みの中で、昔ながらの木造家屋と舞い上がる焼き鳥の煙でひときわ目立つ存在で、吉祥寺の名物店として愛されてきた。閉店を聞きつけた地元客らで「ここ1週間は開店から閉店まで、行列が絶えない」(店長の西島泰助さん)という。 昭和26年から同店に勤務している西島さんは、「建て替えは残念に思うが、老朽化のためなので(仕方ない)」。開店当初は1串10円だった焼き鳥も、5円単位ずつ値上げして今は一串80円。消費税導入後も、値段を据え置いてきた。リニューアル後も、メニューやサービス、値段を変えないでがんばりたい」と話している。 40年来の常連客の一人である森孝二さんは、「ここの焼き鳥は具が
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