コマンドの実行時間を計測する際によく使用されるtimeコマンドだが、これはbashの組み込みコマンドのため、外部ファイルへの書き出しができない。 こうなると、nohupなどでコマンドの実行時間をログに記録させて放置したくても、ファイルに書き出せないため放置することが難しくなる。 そんな時は、bashの組み込みコマンドとしてのtimeではなく、GNU timeを利用するといいだろう。 GNU timeは、それぞれのディストリビューションのパッケージ管理ソフトからインストールする。 Debian/Ubuntuの場合 apt-get install time RHEL系の場合 yum install time 後は、以下のようにコマンドを実行する事でコマンドの実行時間を計測、その内容をログに書き出す事ができる。 /usr/bin/time -ao 計測時間を出力するファイル 実行するコマンド [