大阪の時計製造販売会社が作っている腕時計「フランク三浦」に対して、スイスの高級時計ブランド「フランク・ミュラー」が起こしていた商標無効の訴えが、最高裁で上告棄却され、天才時計師三浦さんの知的財産高裁判決が確定しました(写真は公式サイトから)。 確かに、数千円の時計と100万円以上する高級腕時計を混同する人は、あまりいないはずです。「全体の語感が似て紛らわしいが、外見などが異なり、明確に区別できる」としていますが、本家に似せたパロディブランドであることは確かです。偽ブランドのどこまでが違法でどこまでが認められるのか、混乱してわからなくなってきました。 この理屈でいくと、六本木にある居酒屋「美豚(ヴィトン)」が、「ルイ・美豚」で商標登録すれば、認められるのでしょうか? それはともかく、フランク・ミュラーは、今回の裁判結果に不満かと思います。ある種、新手の炎上商法とも言える今回の裁判騒動ですが、