(CNN) このほど英国全土を襲った熱波の影響で、ダービーシャー州にある歴史的邸宅チャッツワース・ハウスの芝生が枯れ、17世紀に存在した観賞用庭園の遺構が現れた。邸宅を管理する団体が明らかにした。 同団体によると、観賞用庭園の輪郭は1699年にさかのぼるものだという。 史料の絵を見ると、当時は広大な庭園であったことが分かる。この庭園は1730年ごろに置き換えられた。 今後再び雨が降り、芝生が伸びるにつれ、庭の輪郭は少しずつ消えていく見通し。 同団体によると、チャッツワース・ハウスはデボンシャー公爵一家の自宅で、16世代にわたり受け継がれてきたという。