愛知県岡崎市の市立小学校で7月、3年生の担任の男性教諭(45)が、算数の授業で「18人の子供を1日に3人ずつ殺すと、何日で全員を殺せるでしょう」と出題していたことが15日、岡崎市教育委員会への取材で分かった。教諭は児童に謝罪し、市教委は7月16日付で教諭を厳重注意処分とした。 市教委によると、教諭は割り算の問題として、口頭で児童に問い掛けたという。市教委に保護者とみられる人物から通報があり発覚。学校の聞き取り調査に、教諭は「ついやってしまった。二度としない」と話した。 調査で、この教諭は以前にも担任するクラスの女子児童をたたいていたことも判明。児童にけがはなかったという。 岡崎市教委はこれらの事実を公表していなかった。市教委の太田恭子学校指導課長は「あってはならないことで、今後は適切な指導をしているか(教諭を)見ていきたい。教諭の行為が継続的ではなく、児童も大きなダメージを受けていなかった