「個人の心の問題」の多くは環境や政治の問題でもある〜「あなたのため」というバウンダリーの侵害〜 こここスタディ vol.21 自分と他者を区別するもの、違いでありその違いを守る境界線である「バウンダリー」。前編では、ソーシャルワーカーの鴻巣麻里香さんに、そもそもバウンダリーとはなにか、どうすればバウンダリーが育まれるのか、について解説いただきました。 前編:「自分と他者を区別する境界線『バウンダリー』とは?ソーシャルワーカー鴻巣麻里香さんによる解説」 後編では、「愛」という言葉で他者をコントロールしようすることの危うさ、社会的な視点から眺めるバウンダリーについて寄稿いただきました。(こここ編集部 垣花) バウンダリー侵害によるコントロール(支配)が厄介な点は、多くの場合「愛」という砂糖をまぶしてその加害性を隠そうとすることです。親も教師も、配偶者も恋人も「あなたのため」「愛しているから」と
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