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ブックマーク / www.konkokyo.or.jp (1)

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    このは、1920年(大正9年)、米国赤十字社の要請により、ロシア革命後の内戦下で、難民になった子供800人を、『陽明丸』という船が、ウラジオ ストックからフィンランドまで送り届けたという史実の顛末について書かれたです。 この『陽明丸』の船長が、著者の茅原基治(かやはらもとじ)でした。茅原基治は、小田郡北川村甲奴(現岡山県笠岡市)の生まれです。 明治32年に金光中学に入学、明治36年卒業の第5回生でした。卒業後も、金光中学に年賀状を出し続けたという、実直な人です。 昭和9年元旦、茅原基治は、当時金光中学初代校長であった佐藤範雄師に、『赤色革命余話―露西亜小児団輸送記―』を贈りました。 現在、同書は、神徳書院資料として金光図書館が所蔵しています。 『陽明丸』に救われた800人の子供のお孫さんに、オルガ=モルキナというロシア人の方がいます。モルキナさんの祖父母は、カピタンカヤハラに救われ た

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