タグ

ブックマーク / note.com/maru_tetsugaku (1)

  • 善悪は感情の表現にすぎない?――情緒主義入門|まるがお

    みなさんは「善悪や正義についての発言は、個々人の感情や気持ちを表したものにすぎない」というような意見を聞いたことはないでしょうか。倫理学において「倫理判断は感情の表現にすぎない」という考えは「情緒主義」(情動主義)と呼ばれます。はたして、情緒主義は妥当でしょうか。 この記事では、Ⅰにて、エイヤーの情緒主義を概観し、Ⅱにて、その問題点を確認します。 ※ 参考文献は記事の最後に示し、文では著者名・刊行年・ページのみを括弧に入れて表記します。 Ⅰ.情緒主義の概要 情緒主義の始まりはアルフレッド・エイヤーという哲学者の『言語・真理・論理』(原著1936年)というです。節では、このを参考にして、エイヤーの情緒主義を概観します。 結論から言えば、エイヤーの考えでは、「金を盗むことは悪い」とか「慈善団体に寄付することは善い」といった倫理判断は、感情の表現にすぎず、真でも偽でもありません。エイヤー

    善悪は感情の表現にすぎない?――情緒主義入門|まるがお
  • 1