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ブックマーク / www.ryoanna.com (2)

  • 戦争と科学のジレンマ - 『戦争の物理学』を読んで - RyoAnna

    第二次世界大戦で日に原爆が投下されたとき、アインシュタインは悲痛の叫び声を上げたそうだ。自ら発見したエネルギーの法則で、大勢の人間が命を落とした。「E=mc²」の公式がなければ、原子力爆弾は存在しなかったかもしれない。アインシュタインの背中には、巨大なジレンマがのしかかったはずだ。 科学者は純粋に科学を探求する。自然の中に隠れている法則を見つけて、可能な限りシンプルな公式で世界の仕組みを解き明かそうとする。たとえそこに探究心以外の他意があっても、殺意のある科学者はいないはずだ。 バリー・パーカーの『戦争の物理学』は、物理と兵器の関係を紐解くだが、物理学者のジレンマにも触れている。 兵器の進歩。それはつまるところ物理学の進歩だ。慣性や加速度、弾道や重力など、自然の物理現象が解明すればするほど、兵器の破壊力は増し、精度は高くなる。大砲の命中精度を高めるために弾道学の研究が進み、レーダーで敵

    戦争と科学のジレンマ - 『戦争の物理学』を読んで - RyoAnna
  • 読みやすい文章を書くための技法 - RyoAnna

    『坊っちゃん』自筆原稿 読みやすい文章とは、流れるように読める文章だ。難しい言葉はいらない。気のきいた言葉もいらない。文頭から文末まで振り返ることなく読める文章が、最も美しい。 読みやすさの基準は客観的なものだ。読み手には様々な人がいる。老若男女すべての人に対して読みやすい文章を書くのは難しい。ただ、綺麗な文章を書こうとする意識は持ちたい。 文章を書く上で意識すべき技法を紹介する。 常体と敬体 常体とは「だ・である」調の文章であり、敬体とは「です・ます」調の文章を指す。それぞれにメリットとデメリットがある。 常体は、自分の意思を力強く伝える事ができるが、我の強い文章になる。敬体は、優しい印象で共感を得やすいが、まわりくどい文章になる。 常体と敬体を織り交ぜて書く手法もある。まずは自分で試してみて、書きやすい文体を見つければいい。 文章の始まりは短く 最初の一文は短いほうがいい。インパクトが

    読みやすい文章を書くための技法 - RyoAnna
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