「家族が怪しい宗教に手を出している」という状況でとるべき行動についての個人的意見を記載する。筆者はカルト2世である。という言い回しをした場合すでに物議をかもす可能性がある。どの宗教でも信者は口をそろえて「うちはカルトではない」と言い張る。あとは新興宗教でなくても危険な宗教は多く存在する。 「危険な宗教」の定義 この定義をはじめに書くのには理由がある。家族が宗教を突然始めた場合、自分に知識がない状態で「どの宗教が危険か」というのを判断できる材料がなく、危険性に気が付いたときには手遅れになっていることが多いからだ。 上述の通り、どの宗教も「自分たちは危険ではない」と言い張る。それに対して言葉の定義をすると話が終わらなくなるので、一つの指針としてフランス政府が教団をカルト・セクトとみなしたときの定義を持ち出す。これはこれで賛否はあるが、指標としては個人的に賛同するし、合理性も高いと考える。 英語